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先日、自動車に衝突して保護されたノスリが来園しました。
猛禽類医学研究所にて治療を行った後、大きな骨折が無いことが分かったため、
野生復帰を目指したリハビリのために当園にやってきました。
野生の猛禽類は警戒心が強く、搬入後、丸3日は餌に食いつきませんでした。
搬入後4日目にようやくウズラを食べるようになり、現在はバックヤードにある猛禽類野生復帰施設のトレーニングケージでリハビリを行っているところです。
かつては傷病鳥を治療後にすぐ放鳥していましたが、狩りができる体力を回復させるためにはリハビリが重要ということがわかってきたため、しばらくトレーニングケージでリハビリを行ったのちに、狩りをしやすい時期である春ごろ放鳥する予定です。
今年は当園が行っている傷病鳥のリハビリ活動に対し「公益信託サントリー世界愛鳥基金」より助成金をいただき、発信機を購入することができました。
野生に返した後も狩りができているか?どのように行動しているのか?など、しっかりと追跡を行い、データを収集しリハビリ技術の向上や保全技術確立に活かしたいと思います。
リハビリや追跡の様子は公式SNS(X,Instagram)等で発信していきますので、応援よろしくお願いします。
※ノスリについて
種名:ノスリ(タカ目タカ科)
英名:Japanese Buzzard
学名:Buteo japonicus
分布:中央・南シベリア、モンゴル、中国、日本に生息しています。日本では亜種ノスリ、亜種ダイトウノスリ、亜種オガサワラノスリが生息しています。
特徴:亜種ノスリは、北海道、本州中部以北、四国の山地で繁殖をします。従来、ノスリ属の模式種ヨーロッパノスリ等と同種とされていましたが、2008 年に分子系統により別種と判明しました。
夏季は亜寒帯や温帯域で繁殖し、冬季は熱帯や温帯へ渡りをおこない越冬をします。空中の一か所にとどまる習性をもち、これをホバリングと言います。
食性:肉食性で、様々なネズミ類、モグラ、イタチ、時にはウサギや鳥類を捕まえることもあります。
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