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更新日:2026年1月7日

チンパンジー「ガチャ」の体調不良について

手術翌日のチンパンジー「ガチャ」

手術翌日の「ガチャ」1月7日撮影

【令和8年1月7日 追記】

令和8年1月6日に実施したチンパンジー「ガチャ」(雌、推定60歳)の手術結果についてお知らせします。

チンパンジーの「ガチャ」は12月29日に実施した検査で、左足に血栓症が原因と考えられる広範な壊死と血流障害が確認されました。このため、壊死の進行と敗血症予防の観点から、1月6日に、麻酔下で患部である左足の大腿骨近位(太ももの体に近い部分)の部位で断脚手術を行いました。

ガチャは非常に高齢であることから、手術中の出血や血圧低下などに対応できるよう慎重に準備を進め、細心の注意をもって手術を実施しました。麻酔時間は7時間に及び、覚醒後は一時的に咳きこんだり、体温低下による震えが見られましたが、徐々に回復し、夜7時頃には状態は安定し、上半身を動かすようになりました。昨日は立ち上がることはできませんでしたが、本日の朝には自力で立ち上がり、檻を掴んでベッドまで移動し、果物を自ら食べるまでに回復しています。

今後は、長時間麻酔による循環血流量の低下に伴う腎臓や脳などへの後遺症の可能性を踏まえつつ、感染予防や栄養管理、リハビリなどの術後ケアを慎重に続けてまいります。引き続き温かく見守っていただけますようお願い申し上げます。

なお、ガチャの展示再開については、回復の状況を見ながら判断してまいります。



【令和8年1月1日 追記】

令和7年12月29日に実施したチンパンジー「ガチャ」(メス、60歳)の検査結果と今後の治療方針についてお知らせします。

チンパンジーの「ガチャ」は11月14日以降、左足の指が麻痺し、膝から下の部分が腫れている状態が続いていました。このため、12月29日に左足の血栓症(血管が詰まる病気)などを疑い、麻酔下での検査を実施しました。

 検査の結果、左足の指先から足首にかけて広範囲が壊死しており、委縮して硬くなっていました。また、足首からふくらはぎの途中まで壊死が進行しており、膝付近の動脈及び静脈の血流にも異常が確認されました。このことから、膝よりも体に近い部分の血管が閉塞していると考えられます。このまま壊死した組織を放置すると、壊死がさらに進行し、細菌が全身を回って敗血症を引き起こす可能性があります。敗血症を引き起こした場合、命に係わることから、近日中に左足の断脚手術を実施することにいたしました。

「ガチャ」は推定60歳と非常に高齢で循環器機能の低下も認められることから、今回の手術は大きな負担となります。また、術後も「ガチャ」に合わせた生活の管理が必要となりますが、「ガチャ」の元気な姿を再びお見せできるよう、細心の注意をもって手術と健康管理にあたってまいります。

皆様には大変ご心配をおかけいたしますが、温かく見守っていただきますよう心よりお願い申し上げます。


【令和7年12月27日 追記】

チンパンジー「ガチャ」の麻酔下検査の実施について


先にご報告いたしましたチンパンジーの「ガチャ」(メス、59歳)についてですが、現在も左足の状態に改善が見られないことから、近日中に麻酔下での検査を行う予定です。

「ガチャ」は59歳と高齢であり、過去の検査で不整脈等の心臓病を疑う所見が認められていることから、出来る限り安全に麻酔施用ができるよう慎重に準備をしてまいります。

検査の結果等につきましては、改めてホームページにてご報告いたします。


【令和7年11月14日 追記】

チンパンジー「ガチャ」の治療経過について(11月14日現在)


先にご報告いたしましたチンパンジーの「ガチャ」(メス、59歳)の治療経過について、現在の状況をお知らせいたします。

「ガチャ」は11月11日(月曜日)の朝に横たわった状態で見つかり、発熱や血液検査など感染症を疑う所見があったため、獣医師により救命措置と細菌感染症の治療を開始いたしました。

治療の結果、現在は左足の動きにやや異常が見られますが、体温は平熱に戻り、食欲や活力も回復傾向です。「ガチャ」は59歳と高齢であることから、引き続き獣舎内で隔離して投薬治療を継続しております。来園者の方にはご心配をおかけいたしますが、しばらくの間は療養のため、展示場でご覧いただけない場合がございますので、何卒ご理解とご協力をお願い申し上げます。

当園では、「ガチャ」が完全に回復し、元気な姿を皆様にお見せできるよう、引き続き慎重に治療と健康管理を行ってまいります。進捗があり次第、改めてホームページにてご報告いたします。


【令和7年11月11日 掲載】

本日10時ころチンパンジー館で飼育中の「ガチャ」(推定59歳)が横たわって動けなくなっているところを動物専門員が発見いたしました。

獣医師による検査の結果、高熱や白血球の増加などの所見が確認されたことから、感染性疾患を疑い治療を行っています。

現在は座ってエサを食べることができるところまで回復しておりますが、予断を許さない状況です。今後も安静を保ち、治療を継続してまいります。

皆様にはご心配をおかけいたしますが、応援よろしくお願いいたします。


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パイナップルを食べるガチャ 11月13日撮影

がちゃ

11月13日撮影

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検査後の「ガチャ」12月29日撮影

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