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エゾタヌキ【左:ゆき(メス)、右:りく(オス)】
2021年3月30日(火曜日)におびひろ動物園からエゾタヌキが2頭来園しました。円山動物園でのタヌキの飼育は1年ぶりです。この2頭は兄妹で、2020年5月に十勝で保護されて帯広動物園に運ばれた5頭のうちの2頭になります。
エゾタヌキは極東を中心に生息しているタヌキの亜種で、北海道の森や林縁部、川や沼沢がある地域に生息しています。食性は雑食性で木の実や植物の他に昆虫やカエル、鳥類や小動物等いろいろなものを食べます。木は登れるのですが降りるのは苦手で、動物園に到着した日も金網を登ってしまいなかなか降りてきませんでしたので、飼育員が抱えて地面に降ろし、登れないように対策をしました。
こども動物園ビーバーの森、アライグマの横で飼育しております。姿かたちが似ている2種ですが、近くで見ると動きや模様の違いも気づいていただけると思います。ぜひご覧ください。
【個体情報】
エゾタヌキ
オス 愛称:りく 生年月日不明(保護された日:2020年5月30日)
メス 愛称:ゆき 生年月日不明(保護された日:2020年5月30日)
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