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メスの「ヒナギク」
令和8年3月25日から4月5日に実施したシセンレッサーパンダのメスの「ヒナギク」とオスの「プーアル」とのペアリング時に、2頭の間で交尾行動が確認されていました。
ヒナギクに妊娠の可能性があるため、超音波診断装置による妊娠検査のためのトレーニングを続けてきたところ、6月に実施した検査により、ヒナギクが妊娠していることが判明しました。胎子の頭数については現在確認中です。
ヒナギクの出産は6月末から7月中を予定しています。なお、ヒナギクが落ち着いた環境で出産と子育てができるように、6月23日からは非公開の屋内寝室のみで管理してまいります。そのため、ヒナギクは6月23日からしばらくの期間ご観覧いただけませんので、ご理解いただきますようお願いいたします。
なお、ヒナギクの出産前後には、アジアゾーンの高山館で飼育している他の動物についても観覧制限を実施する場合があります。観覧制限の詳細については、改めてお知らせいたしますので、併せてご理解いただきますようお願いいたします。
ヒナギクにとっては初めての出産であり、全てが順調な出産や子育てになるとは限りませんが 、最善のケアに取り組んでまいりますので、温かく見守っていただけますと幸いです。
【シセンレッサーパンダ「ヒナギク」について】
・生年月日:令和4年(2022年)7月1日 よこはま動物園ズーラシア生まれ
・性別:メス
【シセンレッサーパンダ「プーアル」について】
・生年月日:平成27年(2015年)6月25日 京都市動物園生まれ
・性別:オス
【現在、当園で飼育している他の個体について】
エイタ
・生年月日:平成22年(2010年)7月3日 千葉市動物公園生まれ
・性別:オス
小百合
・生年月日:平成28年(2016年)7月13日 秋田市大森山動物園生まれ
・性別:メス
【シセンレッサーパンダ豆知識】
分類:ネコ目レッサーパンダ科
分布:インド北東部、中国(四川省西部)、ネパール、ブータン、ミャンマー北部
IUCNレッドリスト:EN(2015)
特徴:尖った耳と太く長い尾をもっており、尾には淡い褐色のリング模様があります。
腹側は黒い毛で覆われており、樹上にいると保護色となり、地上にいる肉食獣に見つかりにくくなると考えられています。
足の裏全体を付けて歩く蹠行性なので、後足だけで立つこともできます。
夜行性(薄明薄暮性)で、昼間は樹上で眠っていることが多く、単独で行動をします。
糞尿のほか、肛門の周辺にある臭腺でマーキングし、縄張りを主張し、前足の種子骨が指のような突起に変化し、指と向かい合っているため物をつかむことができます。
成獣の体長は60cm前後、体重は4~7kgで交尾期は1~3月、妊娠期間は90~168日、一度に1~2頭を出産します。
出生時の体重は100~150g、体長約15cmと非常に小さいですが、成長は早く5か月程度で離乳し、約18か月で性成熟をします。
オスの「プーアル」
トレーニング下の検査の様子
超音波画像 赤い囲み部分が胎子
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