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授乳の様子(赤い囲み部分が新生子)
令和8年7月16日午前7時ごろシセンレッサーパンダ「ヒナギク」が出産しました。
新生子は1頭で、産箱に設置したカメラを通して、ヒナギクが体を舐めて世話をする様子や、授乳する様子が確認されています。
ヒナギクが落ち着いた環境で子育てができるよう、当面の間、アジアゾーン高山館を閉鎖いたします。ヒナギクは引き続き屋内寝室のみでの管理となるため、ご観覧いただけません。また、高山館閉鎖に伴い、ヒマラヤグマについてもご観覧いただけなくなりますのでご了承ください。他のレッサーパンダ個体についても、気温が高い場合は屋内飼育となりますので、ご観覧いただけない場合があります。
これまでのところ母子ともに元気な様子で経過は順調ですが、ヒナギクにとって初めての出産であるため、注意深く見守り、最善のケアに努めてまいります。
新生子の性別等の詳細や、育児の経過及び高山館の観覧再開については順次お伝えします。今後とも温かく見守っていただけますと幸いです。
【シセンレッサーパンダ「ヒナギク(母個体)」について】
・生年月日:令和4年(2022年)7月1日 よこはま動物園ズーラシア生まれ
・性別:メス
【シセンレッサーパンダ「プーアル(父個体)」について】
・生年月日:平成27年(2015年)6月25日 京都市動物園生まれ
・性別:オス
【現在、当園で飼育している他の個体について】
エイタ
・生年月日:平成22年(2010年)7月3日 千葉市動物公園生まれ
・性別:オス
小百合
・生年月日:平成28年(2016年)7月13日 秋田市大森山動物園生まれ
・性別:メス
【シセンレッサーパンダ豆知識】
分類:ネコ目レッサーパンダ科
分布:インド北東部、中国(四川省西部)、ネパール、ブータン、ミャンマー北部
IUCNレッドリスト:EN(2015)
特徴:尖った耳と太く長い尾をもっており、尾には淡い褐色のリング模様があります。
腹側は黒い毛で覆われており、樹上にいると保護色となり、地上にいる肉食獣に見つかりにくくなると考えられています。
足の裏全体を付けて歩く蹠行性なので、後足だけで立つこともできます。
夜行性(薄明薄暮性)で、昼間は樹上で眠っていることが多く、単独で行動をします。
糞尿のほか、肛門の周辺にある臭腺でマーキングし、縄張りを主張し、前足の種子骨が指のような突起に変化し、指と向かい合っているため物をつかむことができます。
成獣の体長は60cm前後、体重は4~7kgで交尾期は1~3月、妊娠期間は90~168日、一度に1~2頭を出産します。
出生時の体重は100~150g、体長約15cmと非常に小さいですが、成長は早く5か月程度で離乳し、約18か月で性成熟をします。
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