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レッサーパンダ「小百合」(2026年3月11日撮影)
【4月20日追記】
レッサーパンダ「小百合」の病状と治療についてお知らせいたします。
CT検査において右下顎の臼歯の根元にも化膿が確認されていたため、再度、麻酔下で右下顎の歯科処置を実施いたしました。
処置中の麻酔状態は終始安定しており、歯科処置は無事に終了いたしました。麻酔から覚めた後の経過も良好で、現在は元気に過ごす様子が確認されております。
動物の身体への負担を最小限に抑えるため今回は処置を2回に分ける判断をいたしましたが、2回目の治療も安全に終えることができました。
なお、左下顎に認められている腫瘤につきましては、引き続き長期的な経過観察と治療が必要となることから、今後も麻酔下で検査を行うことを予定しております。
今後も「小百合」の健康を守り、生活の質(QOL)を維持していくため、最良の治療とケアを継続してまいります。
引き続き、「小百合」へのご理解と温かい見守りをよろしくお願い申し上げます。
【3月31日記載】
レッサーパンダの「小百合」の現在の病状と治療についてご報告いたします。
園内で実施した健康診断において、「小百合」の左下顎に大きな腫瘤(できもの)が認められました。そのため、北海道大学獣医学部附属動物医療センターの協力を得て精密検査(CT検査等)を実施したところ、左下顎の一番奥の歯(最後臼歯)の根元が化膿していることが判明いたしました。あわせて実施した腫瘤の生検(細胞の検査)では、現在のところ腫瘍を疑う悪性の所見は認められず、この歯の根元の化膿が腫瘤の主な原因である可能性が高いと考えられます。また、CT検査により、右下顎の臼歯の根元にも同様の化膿があることが確認されました。
より適切かつ安全な処置を行うべく、動物の歯科治療に精通する「りんご動物病院さっぽろ犬猫歯科」の松野獣医師を招聘し、専門的なサポートを受けながら歯科治療を実施いたしました。
処置後の「小百合」は元気に過ごしております。今回、左右両方の処置を一度に行うことも検討いたしましたが、長時間の全身麻酔は動物の身体への負担を大きく増加させます。当園では動物の安全を最優先とし、処置を2回に分ける判断をいたしました。近日中に再度麻酔下にて、残る右下顎の奥歯の処置を行う予定です。
左下顎の腫瘤は長期的な治療が必要となりますが、今後も大学機関や専門の獣医師と緊密に連携しながら、少しでも「小百合」が快適に過ごせるよう、質の高い治療とケアを継続してまいります。
引き続き、「小百合」の治療へのご理解と見守りをよろしくお願い申し上げます。
北海道大学獣医学部附属動物医療センターでのCT検査の様子
りんご動物病院さっぽろ犬猫歯科の松野獣医師の技術指導を受けながら歯科処置を実施する様子
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