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ホッキョクグマ「ライト」(画像提供:鹿児島市平川動物公園)
当園を含むホッキョクグマ飼育園館においては、各園館が相互協力しながら希少動物であるホッキョクグマの繁殖に取り組んでいるところです。
この度、日本動物園水族館協会生物多様性委員会のホッキョクグマ管理計画に基づき、新たな繁殖を目的として、鹿児島市平川動物公園で飼育中のオス「ライト」(11歳)を当園へ移動し、メス「リラ」(10歳)との繁殖に取り組むこととなりましたので、お知らせいたします。
なお、安全に作業を行うため、当園搬入日の公表は控えさせていただきます。
また、来園後も新しい施設に馴れるまでは観覧を制限し、一般公開などの予定については、健康状態や当園の環境への馴化の状況を見ながら、改めてホームページ等でお知らせいたします。
みなさまのご理解とご協力をお願いいたします。
1 来園予定の個体
愛称:ライト オス11歳
生年月日:平成25年(2013年)11月21日 アドベンチャーワールド生まれ
2 当園で飼育している繁殖予定個体
愛称:リラ メス10歳
生年月日:平成26年(2014年)12月21日 円山動物園生まれ
【ホッキョクグマ 豆知識】
分類:食肉目クマ科
レッドリスト:VU(絶滅危惧2類…絶滅の危険が増大している種)
北極圏に生息し、海氷を移動、繁殖、採食を行う生活の基盤として活用している。クマ科最大の種で成熟したオスで体重約800kg、体長約2.5mに達することもある。主食はアザラシで海氷の張っていない夏の期間はほとんど絶食状態となる。近年では地球温暖化の影響で海氷の張る期間が短くなることで絶食期間が延びており、絶滅が危惧されている。
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