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地域との感謝の輪を広げよう
~札幌大学×豊平区「ありがとうの交換。」活動支援金中間報告会開催~

12月22日(月曜日)午後4時30分から、札幌大学(豊平区西岡3条7丁目)で、「ありがとうの交換。」活動支援金事業の中間報告会が開催された。
「ありがとうの交換。」は、札幌市へのふるさと納税の寄付金の中で、用途を希望の大学に指定できる大学応援プロジェクトを活用して、札幌大学が今年初めて実施した地域貢献型フィールドワーク企画。学生グループが主体となり、地域の方と一緒にさまざまな地域貢献に取り組むことで、学生自身が「新しいわくわくを生み出す力」を身に着けるとともに、地域の方とたくさんの「ありがとう」の言葉を交わすことを目的に6月頃から活動してきた。豊平区は、企画へのアドバイスや、各種団体、地域との調整などを通じて取り組みへの支援を行った。
この日は、活動に取り組んだ3グループの学生が、得られた成果や今後の展望について、動画やスライドを用いて区の職員や大学関係者に報告した。報告に対する質疑応答の時間では、大学や区の職員のみならず、他グループの学生からも「どのようにイベントの広報活動を行いましたか」「費用の制限がある中で、理想と現実のすり合わせの面で苦労したことがあれば教えてください」など多くの質問が飛び交い、活気ある報告会となった。
全グループの報告終了後には大学職員と学生らとのトークセッションを実施。実際に取り組みを進めていく中で課題に感じたことについてのアドバイスや、今後よりよい取り組みにしていくために必要なアイディアなどを共有した。
報告会の最後には、札幌大学学長賞や豊平区長賞などの表彰が行われた。表彰の際、大森義行(おおもり・よしゆき)学長から「今後も活動を通して得られた気づきや学びを活かし、地域貢献の活動を継続していけるよう、しっかり後輩たちにも引き継いでほしい」と激励の言葉が送られ、学生たちは真剣な表情でうなずいた。

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