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自分たちで平岸の未来をデザインしよう
~「みんなで考える地域のしくみデザイン塾」開催~

12月4日(木曜日)午後6時から、平岸会館(豊平区平岸2条7丁目)で、「みんなで考える地域のしくみデザイン塾」が開催され、18人の区民が参加した。
これは、町内会や商店街、企業などで構成される平岸まちづくり協議会(鍔原睦男(つばはら・むつお)会長)が主催し、地域に親しみを持つ人たちが、自分たちのアイディアで地域課題を解決するための足がかりとして開催したもの。11月から2月にかけて実施される全5回の講座を通して、人の感情や行動、社会の構造といったしくみのデザインという切り口でまちの魅力や地域課題を見つめなおし、持続可能な地域活動について考えていく。
第2回に当たるこの日は、株式会社インプロバイドの小林元(こばやし・はじめ)さんを講師に迎え、デザイン思考についての講義からスタート。相手の本音に寄り添って、本当に必要な解決策を見つけ出すデザイン思考の考え方を、実際の成功例を交えながら紹介された。
講義の後は、デザイン思考の考え方を実践するグループワークを実施。2人1組で「普段、平岸でどんな道を通るか」などの身近な話題から質問を繰り返し、相手の本音を引き出したり、グループごとにその本音を共有し、そこから地域がより魅力的になるためのアイディアを発表し合った。
参加者は年齢も職業もばらばらな中、平岸という共通のまちへの愛着からすぐに打ち解け、まちの魅力や課題について真剣なまなざしで語り合い、時には笑いを交えながら、課題解決への議論を深めていた。

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