ここから本文です。
デフ卓球で豊平区から世界へ!
~デフ卓球日本代表木村亜美選手が区長を表敬訪問~
7月5日(水曜日)午前10時、デフ卓球日本代表の木村亜美(きむら・あみ)選手が、芝井静男(しばい・しずお)豊平区長を表敬訪問した。
これは、豊平区民である木村選手が、今年の2月に行われた第45回全国ろうあ者卓球選手権大会の一般女子シングルの部で優勝し、7月8日(土曜日)から台湾で開催される第4回世界ろう者卓球選手権大会に日本代表として出場する報告に訪れたもの。
今回の訪問は、世界大会への出場についての報告とともに「スポーツ・健康のまち」を掲げている区の取組を通じて、卓球や障がい者スポーツの認知度向上に貢献したいとの申し出があり実現した。
デフ(DEAF)とは聴覚に障がいを持つ人のことで、デフ卓球は、補聴器などを付けずに55デシベル以上の音が聞こえない状態で、一般的な卓球のルールで行われる。
小樽市出身の木村選手は、先天性の感音性難聴があるが、兄姉の影響を受けて4歳で卓球を始めた。北星学園大学入学後にデフ卓球の選手になると、2年生の時に、第41回上記全国大会で初出場、初優勝を飾るなど輝かしい実績を収めている。社会人となった現在は、日本で初開催となる2025年東京デフリンピック(聴覚障がい者の国際スポーツ大会)に出場し、金メダルを獲得することを目標に活動している。
懇談の中で木村選手は「世界大会で結果を残して、いい報告ができるように頑張りたい。これをきっかけにもっと障がい者スポーツを知ってもらって、豊平区のスポーツ振興に貢献、協力していきたいと考えています。」と思いを語った。芝井区長は、「区の取組に協力いただけるとの申し出に感謝申し上げる。世界大会では、最高の結果になるように活躍を期待しています。」とエールを送った。
このページについてのお問い合わせ
Copyright © City of Sapporo All rights Reserved.