更新日：2023年6月21日

「第1回にしおか地区まつり」開催

西岡地区の夏祭りが札幌大学の学祭とコラボ！
～「第1回にしおか地区まつり」開催～

　6月17日（土曜日）10時から、札幌大学（豊平区西岡3条7丁目）で、第1回にしおか地区まつりが開催され、地域の学生や子ども連れなどを中心に多くの来場者でにぎわった。

　これは、西岡地区町内会連合会（沼田泰昌（ぬまた・やすまさ）会長）と西岡商工振興会（稲井幸吉（いない・こうきち）会長）が札幌大学の大学祭に出店・協力したもの。町内会が役員の高齢化により、長年実施してきた地区夏祭りの開催を苦慮していたところ、大学側から協力の申し入れがあり実現。町内会や商工振興会の他、青少年育成委員会や福祉のまち推進センターの運営員など多くの地域住民の協力を得て、運営され会場を盛り上げた。

　晴天に恵まれたこの日、開会式後のステージでは、西岡北中学校吹奏楽部による演奏発表が行われ、吹奏楽部員38名が一体となり美しい音色を披露。集まった大勢の観客からたくさんの拍手が送られた。

　縁日コーナーには6種類のゲームが用意され、子どもたちは磁石のついた釣り竿を使った「魚釣り」やパークゴルフのクラブを使って的となる穴にボールを入れる「健康パーク」などのゲームに挑戦。魚釣りで遊んだ子どもは「狙った魚が釣れて嬉しかった。お土産がもらえてよかった。」と声を弾ませた。

　また、血管年齢や肌年齢、骨密度を計測して確認できる健康測定コーナーも設けられ、訪れた人たちは測定結果を見ながら自身の健康状態を確認し、アドバイスを受けていた。

　その他、西岡商工振興会のテントやキッチンカーでは、ビールやジュースなどの飲み物やザンギや焼き鳥、焼きそばなどが販売され、来場者は思い思いに会場の雰囲気を楽しんでいた。

　祭りの終了後、沼田会長は「札大の大学祭に町連、商工振興会が協力して実施する初めての試みだったが、幅広い年代のたくさんの方がお祭りを楽しんでいる姿を見て、開催して本当に良かったと実感した。このお祭りをひとつのきっかけとして、この西岡地区を益々盛り上げていけるように取り組んでいきたい。」と、今後の地域活動への思いを述べた。