• ホーム
  • 折々の手続き
  • お知らせ
  • 区役所案内
  • みどころ
  • 区内施設一覧

ホーム > 暮らしの情報 > 豊平区の防災情報 > 令和4年1月豊平区防災訓練動画(テキスト)

ここから本文です。

更新日:2022年4月27日

令和4年1月豊平区防災訓練動画(テキスト)

導入

【字幕】2018年北海道胆振東部地震

2018年に発生した、北海道胆振東部地震。各地で道路の隆起や陥没、断水などが発生。道内全域のおよそ295万戸が停電するブラックアウトに陥り、住民の生活に多大な影響を及ぼしました。

豊平区では、災害による予測不能な事態に備え地域住民とともに防災訓練を実施しております。

この動画は、訓練に参加していない方にもその内容を広くお知らせすることで避難所を地域の方と一緒に迅速に開設していくことを目的に作成しております。

【字幕】令和4年1月豊平区防災訓練

今回の豊平区防災訓練は、新型コロナウイルス感染症を踏まえた避難所運営訓練として、被災時に実際の避難所となる豊園小学校で実施しました。

【字幕】札幌市豊平区 豊園小学校

避難者の主な滞在場所となる「体育館」、濃厚接触者や発熱者などが滞在する「感染症室を想定した教室」、避難所生活に欠かせない食料や物資を保管している「備蓄庫」などを主な訓練場所とし、避難所の開設・運営を体験します。

今回の訓練では、冬季に災害が起きたことを想定し、受付を体育館に設置。一般の避難者と感染症室を利用する避難者への対応が分かれることを理解するために訓練を行いました。

【字幕】訓練の目的:一般の避難者と感染症室利用者の対応が分かれることを理解するため

【字幕】目次
1.開設準備
2.避難所の受付
3.おわりに

 

1.開設準備

【字幕】1.開設準備~受付・各避難スペースの設置~

避難所を開設する上で重要なのが、避難者の動線を確保すること。受付までの動線には、避難者が間隔を空けて並べるように目印を設けます。また、三角コーンなどを使い、導線を明確にします。開設当初は、特に避難者を安全、迅速に避難スペースへ誘導することが大切です。

【字幕】1階 体育館

【字幕】間隔を空けて整列できるようサインで明示する

【字幕】三角コーン等で受付への通路を確保

避難所の受付は、一般避難者用の「一般受付」と濃厚接触者や発熱者などの避難者用の「臨時受付」を設置します。

【字幕】一般避難者や要配慮者に対応する「一般受付」、濃厚接触者や発熱者等に対応する「臨時受付」を設置

【字幕】一般受付 臨時受付

【スライド1】受付のポイント

体育館の大部分を占めるのが、一般避難者の滞在スペース。

【字幕】一般避難者滞在スペース 避難スペース枠

避難者用には、毛布と寝袋を用意します。

避難者各自が毛布と寝袋で滞在スペースを確保します。あらかじめスペース中央に動線を確保しておくと、スムーズに誘導できます。

【字幕】中央通路 幅約2メートル

【スライド2】一般滞在スペースの運営のポイント

介助が必要な方、妊婦などの要配慮者の滞在場所として、空き教室や体育館の一角をパーテーションや卓球台などで仕切り、福祉避難スペースを設置します。中には必要に応じて段ボールベッドを設置します。段ボールベッドは、組み立てた小型の段ボール箱を中型の段ボール箱に入れ、それを土台にして組み立てます。

【字幕】空き教室や体育館の一角を仕切り、要配慮者の滞在スペースを設置

【スライド3】福祉避難スペースのポイント

濃厚接触者や発熱者などは、一般避難者スペースから離れた別々の教室に設置された「濃厚接触者専用感染症室」、「発熱者等専用感染症室」に滞在します。個室利用ができない場合は、十分な間隔をとるか、折り畳み式のパーテーションなどで仕切りを作り滞在します。

【字幕】1階 感染症室

【スライド4】 感染症室運営のポイント

避難所の開設・運営に必要な主な物資は、「備蓄庫」に常備してあります。中には、毛布や寝袋をはじめ、非常食・簡易トイレ・災害時用のラジオやストーブなどが備蓄されています。

【字幕】4階 備蓄庫

【スライド5】避難所の主な備蓄物資(1避難所あたり)

特に、避難所開設当初に使用する避難者名簿などの様式や、避難所案内用の掲示物は、あらかじめ「避難所開設セット」にまとめて格納してあります。

【字幕】避難所開設セット 様式・案内用の掲示物

【字幕】避難所開設セット 受付で使用する様式

【字幕】避難所開設セット 筆記用具などの物品

断水の場合、飲み水は各小中学校に設置されているポンプ室内の「受水槽」から供給します。

【字幕】1階 ポンプ室

また、トイレが使えない場合は、簡易トイレを準備します。

 

2.避難者の受付

【字幕】2.避難者の受付~キーボックスの開錠、各避難者の受付~

災害発生後、地域住民が区職員や学校職員より先に避難所に到着した際は、区災害対策本部に連絡してキーボックスから鍵を取り出し、避難所入口を開錠することができます。

その後、区職員や学校職員が到着し、避難所を設営して受入れ準備が整ったら、避難者を受付に誘導します。

【字幕】備蓄庫の「避難所開設セット」で受付準備

これから豊園小学校で避難所を開設し、受付を開始します。

【字幕】避難所開設を防災行政無線で連絡

今回の訓練では、「一般の避難者」「要配慮者」「車中泊者」「濃厚接触者」が来たという想定です。避難者の種類(4種)を写真で表現

受付で手指消毒を促し、非接触体温計で検温します。

【字幕】受付で手指消毒と検温を行う

体調に問題がない方は、毛布と寝袋を支給して一般避難者スペースへ案内し、名簿に氏名などを記入していただきます。

【字幕】体調に問題がない場合は、一般滞在スペースへ

【スライド6】避難者名簿

発熱者や濃厚接触者は臨時受付に案内し、再度検温を行い、氏名や体調などを確認して受付簿に記入後、感染症室に案内します

【字幕】発熱者や濃厚接触者は感染症室へ

要配慮者は、避難所に仕切りを設けて設置した福祉スペースに案内します。

【字幕】要配慮者は福祉避難スペースへ

【字幕】一般受付

【字幕】一般受付 要配慮者

【字幕】一般受付 車中泊者

【字幕】臨時受付 濃厚接触者・発熱者

 

3.おわりに

【字幕】3.おわりに~日頃から備えていただきたい事~

豊平区では、不測の事態に備えて、地域の方々と区役所職員が協働して訓練を行うなど、安心して暮らせる住みよい地域づくりを進めています。

【スライド7】 コロナ禍における避難のポイント

コロナ禍における避難のポイントは、ハザードマップで自宅の災害リスクを確認する、近くの避難所を確認する、など、避難時にとるべき行動を日頃から意識することが大切です。

【スライド8】豊平区 避難所一覧

【スライド9】災害発生時のお役立ちツール

防災情報のポータルサイトやアプリ・ラジオなど、情報を素早く取得できる仕組みを確認しておくことも大切です。

防災訓練は、避難時の行動を体験し、地域・個人の防災意識を高めることが一番の目的です。各地区の町内会での訓練を、より有意義なものにするために、この訓練映像をご活用ください。

このページについてのお問い合わせ

札幌市豊平区市民部総務企画課

〒062-8612 札幌市豊平区平岸6条10丁目1-1

電話番号:011-822-2400

ファクス番号:011-813-3603