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ホーム > 施設一覧 > 保健センター > 母と子の健康のために > 離乳初期(生後5~6か月頃)の離乳食作りの基本テクニック

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更新日:2023年1月11日

離乳初期(生後5~6か月頃)の離乳食作りの基本テクニック

離乳初期によく使う調理の基本テクニックを、食材ごとにご紹介します。

この時期は、味付けはせずに、食材そのものの味や匂い、舌触りを経験させてあげましょう。

おかゆ

離乳食のスタートは米のおかゆから!ひとさじから始めましょう。

離乳初期(生後5~6か月頃)は10倍がゆ(米1に対し水10~15)が基本です。ご飯から作る時はご飯1に対し4~5倍の水を入れて炊きます。

炊飯器でご飯を炊くときに、分量の米と水を入れた湯飲みなどの耐熱容器を、炊飯器の中央において、普通炊きにすると、ご飯とおかゆが同時に出来上がります。(炊飯器によってはうまく炊けないことがあります。)

おかゆを鍋で炊く様子炊飯器に耐熱容器を入れておかゆを炊く様子

炊けたおかゆを、すりこぎなどで粒がなくなるまでよくつぶします。固さの目安はゆるいポタージュくらい。固さは湯冷ましなどで調節してもよいです。

「ごっくん」と飲み込みするのが上手になってきたら、水分を少しずつ減らして、ヨーグルト状になるよう固さを調節します。

おかゆをすり鉢でする様子すりつぶしたおかゆの写真

にんじん

おかゆに慣れたら野菜にもチャレンジしてみましょう。にんじんや大根などの根菜や芋類は、水から入れて煮ます。

にんじんは細かく切らずに煮たほうが軟らかくなり、甘みもあります。すりつぶしてもかたいときは、煮汁をつかってのばすとよいでしょう。

にんじんを鍋で煮る様子にんじんをすり鉢でする様子にんじんペースト

かぼちゃ

甘みのあるかぼちゃは、比較的赤ちゃんもなじみやすい食材です。冷凍かぼちゃを使ってもかまいません。

やわらかく煮えたら、フォークでつぶしたり、ラップに包んでつぶしてもよいでしょう。

鍋でカボチャを煮る様子フォークでカボチャをつぶす様子ラップにくるんでカボチャをつぶす様子カボチャペースト

ほうれん草

ほうれん草や小松菜などの葉物は、沸騰した湯に入れて茹でます。茹でたら葉先の軟らかい部分を冷凍し、おろし金でおろすとあっという間にペーストの出来上がり!冷凍した食材は、赤ちゃんに食べさせる前に再加熱することと、1週間から10日で使いきるよう注意しましょう。

鍋でほうれん草を茹でる様子ラップにくるんで冷凍したほうれん草冷凍したほうれん草をおろし金ですりおろす様子ほうれん草ペースト

豆腐

野菜や芋類、果物をためしてさらに離乳食に慣れてきたら、たんぱく質性食品も取り入れてみましょう。

豆腐は新しいものでも、茹でてから使います。木綿、絹ごしどちらでも構いませんが、絹ごしの方が滑らかに仕上がります。

鍋で豆腐を茹でる様子茹でた豆腐をすり鉢でする様子豆腐ペースト

白身魚

この時期使える魚は、かれいやひらめ、たら、たいなど、脂の少ない白身魚です。骨や皮を除いて、蒸したり、お湯から茹でます。しらす干しも使えますが、塩気が多いので、お湯につけて塩抜きをしてから使いましょう。また、小さなエビやカニが混ざっていることがあるので、取り除いてから使用するよう注意します。パサパサして食べにくいので、おかゆや野菜ペーストなどのとろみのあるものに混ぜたり、じゃが芋を食べたことがあれば、水溶き片栗粉でとろみをつけても良いでしょう。

鍋で白身魚を茹でる様子茹でた白身魚をすり鉢でする様子白身魚のペースト

卵黄

固ゆで卵の黄身の部分が使えます。モソモソするので、少量の湯でのばしてから食べさせます。おかゆなどに混ぜてもよいでしょう。

鍋で茹で卵を作る様子半分に切った固ゆで卵の写真卵黄をすり鉢でする様子卵黄のペースト


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