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更新日:2021年12月8日

1階図書室展示「江戸川乱歩賞」

昭和30年から始まった江戸川乱歩賞は、推理作家の登竜門といわれる新人を対象とした文学賞です。

令和3年、第65回の受賞作は、北海道が舞台の『北緯43度のコールドケース』(伏尾美紀著)他1作に決定しました。

これを記念し、歴代乱歩賞受賞作や、受賞作家の代表作、江戸川乱歩の著作などを展示します。

日程

令和3年(2021年)12月9日(木曜日)~令和4年1月11日(火曜日)

場所

中央図書館1階図書室内(特設展示4)

展示資料の一部紹介

おすすめ2

少年探偵・江戸川乱歩全集 江戸川乱歩/著 ポプラ社/出版

 江戸川乱歩といえばこのシリーズ、特に独特の表紙と挿絵を思い出す方も多いのではないでしょうか。

普段は書庫に入っている、懐かしのポプラ社江戸川乱歩全集版を展示しています。

 

おすすめ写真

なぜ、北海道はミステリー作家の宝庫なのか? 鷲田小彌太ほか/著 亜璃西社/出版(資料番号 0118023852)

今回受賞の伏尾美紀にも連なる?北海道出身ミステリー作家約40人の作家論です。

約80年に及ぶ北海道出身ミステリー作家の知られざる系譜が明らかに。

日本探偵小説事典 江戸川乱歩/著 河出書房新社/出版(資料番号 0110558368)

乱歩が雑誌などに書いた作家評論を、五十音順に並べて編集されています。

各作家が乱歩について書いた文章も収録されており、生きた乱歩が生きた時代が垣間見えます。

テロリストのパラソル 藤原伊織/著 講談社/出版(資料番号 0118048636)

乱歩賞の受賞者の中にはその後直木賞を受賞した作家も多いですが、唯一直木賞と同時受賞したことが話題となりました。

ハードボイルドの傑作です。

 

展示のようす

 写真1  写真2

 写真3