札幌市の図書館 > 図書館の指針・計画・活動 > 図書館の指針・計画・活動 > 令和8年夏「こども本の森 札幌・北大」がオープンします > 「(仮称)こども本の森」完成イメージ発表会を開催しました
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写真左から、北海道大学寳金清博総長、安藤忠雄氏、秋元克広市長
令和7年(2025年)5月9日、札幌市、株式会社安藤忠雄建築研究所及び国立大学法人北海道大学は、「(仮称)こども本の森」の完成イメージ発表会を開催しました。
「こども本の森」とは、世界的建築家の安藤忠雄氏が、「こどもたちに多様な本を手に取ってもらい、無限の想像力や好奇心を育んでほしい」「自発的に本の中の言葉や感情、アイデアに触れ、世界には自分と違う人や暮らしがあることを知ってほしい」として、設計・建築費を自ら負担して自治体等へ寄付している子ども向けの図書施設です。
この発表会では、正式名称が「こども本の森 札幌・北大」となる予定であることと、完成イメージ図2枚が公表されました。
提供:安藤忠雄建築研究所
提供:安藤忠雄建築研究所
施設は、天井まで届く円柱型の書架と北大の構内を見渡せる大きな窓が特徴です。発表会で、安藤氏は「自然とともに生きているという形にした」「本を読み、心と生きていく力を鍛えてほしい」など、この図書館に込めた思いや期待を語りました。
魅力ある空間や北海道大学の豊かな自然の中で、子どもたちが読書に没入できる図書館となるよう、札幌市では今後も開館準備を進めていきます。