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避難所研修の様子
令和4年12月26日(月曜日)の午後、手稲西中学校(金山3条2丁目)で、手稲区主催による避難所実地研修が行われ、町内会の住民、施設管理者である学校関係者、区役所職員などおよそ20名が参加しました。
この研修は、危機管理局の避難場所運営研修を補完する目的で、手稲区独自に実施しているものです。
参加者は被服室に集まり、はじめに避難所開設に向けた基本的な流れや留意事項、新型コロナウイルスに対応した避難所のあり方などの説明が30分ほどありました。
その後、場所を移動して受水槽や避難時の出入口となる玄関とそのキーボックスの位置を確認したあと、体育館や採暖室、救護室、感染症室となる教室を順次見学し、最後は4階の階段奥の備蓄庫を見学しました。
見学終了後、再度、教室に戻って、簡易トイレの使い方などの備蓄品の説明を受けたあと、今回の研修の理解を深めるため防災クイズが最後に行われました。
参加者からの意見ですが、数日前に発生した道北紋別市での暴風雪による停電を受け、冬場の電気が使えない場合の避難についての質問が多くなされました。
また、コロナ仕様により避難所を利用するとなると、通常の収容の半分以下となることも予想されるとの説明があったことに対して、この地区は土砂災害警戒区域の関係で通常の場合も2つの基幹避難所がほぼ使用できない中、より避難所不足に直面するのではとの意見がありました。
これについて、講師からは、多くの方に在宅避難の考え方を理解してもらい、限られた資源を効率的に利用するといったことが必要になるとの話がありました。
みなさん、本当にお疲れ様でした。
~在宅避難とは~
災害が発生したときに、本人や家族にケガがなく、住居にも危険な損傷がなければ、多少不便であっても、自宅で避難生活を送ることをいう。住み慣れた家で暮らすことによってストレスが減り、心身の健康を保ちやすくなるというメリットがあると言われている。
受水槽
キーボックス確認
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