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水道局では、藻岩浄水場において昭和59年度から取水場との高低差を利用した水力発電を行っています。平成19年度からは現在の発電設備にて、年間約300万kWhの発電を行っており、発電した電力は藻岩浄水場や隣接する水道記念館で自家消費しているほか、発電量の約4割にあたる余剰電力は売電しています。
また、令和4年度には平岸配水池に浄水場との高低差を利用した水力発電設備を新たに設け、令和5年2月から発電を開始しました。平岸配水池で発電した電力は、全量売電しています。
さらに、現在建設中の豊平川水道水源水質保全事業においても水力発電設備を導入予定で、令和8年度に発電を開始する予定です。
平岸配水池への水力発電導入の取組が令和5年度新エネ大賞【新エネルギー財団会長賞】を受賞しました!
【写真:藻岩浄水場の水力発電設備】
【写真:平岸配水池の水力発電設備】
施設名称 | 導入年度 |
最大出力 (kW) |
発電量 (万kWh/年) |
世帯換算 (世帯相当) |
電力用途 |
藻岩浄水場 | 昭和59(1984) | 400 | 約300 | 約830 | 自家消費+余剰売電 |
平岸配水池 | 令和4(2022) | 670 | 約380 | 約1,050 |
全量売電 (発電所内消費分は除く) |
豊平川水道水源 水質保全バイパス |
令和8(2026)予定 | 770 | 約430 | 約1,190 |
全量売電 |
※世帯換算については、札幌市内の家庭における年間の電力消費量の平均値(約3,600kWh/世帯)より算出しております。
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