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更新日:2023年2月7日

地下鉄(高速電車)の概要

地下鉄の概要

昭和46年(1971年)12月、全国4番目の地下鉄として札幌の地下鉄が誕生しました。当初は北24条から真駒内までの南北線12.1kmでスタート。その後市勢の発展に伴い、昭和51年(1976年)に東西線、昭和53年(1978年)に南北線延長部、昭和57年(1982年)に東西線延長部、昭和63年(1988年)に東豊線、平成6年(1994年)に東豊線延長部、さらに平成11年(1999年)2月に東西線延長部(琴似~宮の沢間2.8km)が開業し、「暮らしの足」という役割を担い、早いテンポでの路線拡充に努めてきました。札幌の地下鉄は、世界で始めて本格的なゴムタイヤによる中央案内軌条方式を採用、コンピューター管理方式を導入するなど新しい技術を随所に駆使し、積雪寒冷という北国の気候に左右されない札幌の公共輸送機関の主役を担っています。

地下鉄の路線概要

地下鉄路線図と時刻表

地下鉄の路線概要

路線

南北線

東西線

東豊線

区間

北24条~
平岸

平岸~
真駒内

麻生~
北24条

宮の沢~
琴似

琴似~
白石

白石~
新さっぽろ

栄町~
豊水
すすきの

豊水
すすきの
~福住

免許申請

昭和43年
(1968年)
3月15日

昭和44年
(1969年)
4月21日

昭和47年
(1972年)
12月6日

平成6年
(1994年)
3月31日

昭46年
(1971年)
10月5日

昭和50年
(1975年)
5月16日

昭和55年
(1980年)
6月26日

昭和63年
(1988年)
3月30日

免許取得

昭和43年
(1968年)
6月24日

昭和44年
(1969年)
10月22日

昭和48年
(1973年)
5月12日

平成6年
(1994年)
5月12日

昭和47年
(1972年)
5月18日

昭和53年
(1978年)
5月26日

昭和57年
(1982年)
1月30日

昭和63年
(1988年)
9月28日

着手年月日

昭和44年
(1969年)
3月20日

昭和45年
(1970年)
7月28日

昭和49年
(1974年)
6月29日

平成7年
(1995年)
2月23日

昭和48年
(1973年)
5月18日

昭和53年
(1978年)
11月6日

昭和58年
(1983年)
7月6日

平成2年
(1990年)
1月8日

建設キロ

km

7.950

4.675

2.400

2.790

10.670

7.340

8.995

5.535

建設費
(キロ当たり)

億円

312
(39)

120
(25)

390
(163)

480
(172)

1,090(102)

1,324(180)

2,337(260)

966
(174)

営業開始

昭和46年
(1971年)
12月16日

昭和53年
(1978年)
3月16日

平成11年
(1999年)
2月25日

昭和51年
(1976年)
6月10日

昭和57年
(1982年)
3月21日

昭和63年
(1988年)
12月2日

平成6年
(1994年)
10月14日

営業キロ

km

12.1(高架4.5)

2.2

2.8

9.9

7.4

8.1

5.5

14.3

20.1

13.6

駅数

16

19

14

所要時間

27.5分

35分

24分

運転
間隔
(平日)

朝ラッシュ

4分~4分30秒

4分~4分30秒

4分

夕ラッシュ

5分~5分30秒

5分~5分30秒

5分~5分30秒

昼間

7分

7分

7分~7分30秒

始発時間/終発時間

6時00分/24時00分

6時00分/24時00分

6時00分/24時00分

表定速度

km/h

31.2

34.4

34.1

平均速度

39.0

41.6

40.2

最高速度

70

70

70

車両数両

120

168

80

地下鉄の特徴

札幌市では採用する車両について検討に検討を重ねました。その結果、騒音が少なく、しかも乗り心地が良い、世界でも初めて本格的なゴムタイヤを使用した中央案内軌条方式を採用しました。

中央案内軌条式鉄道(ゴムタイヤ車両)

地下鉄車両の台車札幌市の地下鉄の大きな特徴は、中央に案内軌条を設置し、軌条を中心に走行路を左右に配置した中央案内軌条式鉄道です。

案内軌条をゴムタイヤにより両側を挟み操行するとともに、走行輪にもゴムタイヤを使用した鉄道です。

ゴムタイヤ車両は、粘着性が高いため加速・減速性能がよく、駅間距離の短い地下鉄車両としては有利で、起伏の激しい地形でも走行できる特徴を備えています。

最近の車両には、高負荷に耐え、耐久性に優れた特殊スチールラジアル(チューブレス)タイヤにアルミホイールを装着しています。

シェルター

南北線の平岸~真駒内駅間は、建設費を節減するために、地下方式の半分ほどの費用でできる高架方式を採用しています。そのため、冬の積雪対策として走行路面上をアルミ合金製のシェルターで覆いました。このシェルターは騒音防止にも効果を発揮し、札幌の地下鉄の特徴にもなっています。

~さっぽろ方式の車両一覧~

札幌で初登場の車両2000形【平成11年(1999年)6月引退】

 

南北線の車両3000形【平成24年(2012年)3月引退】

 

南北線の車両5000

 

東西線の車両6000形【平成20年(2008年)8月引退】

 

東西線の車両8000

 

東豊線の車両7000形【平成28年(2016年)6月引退】

 

東豊線の車両9000

このページについてのお問い合わせ

札幌市交通局高速電車部業務課

〒004-8555 札幌市厚別区大谷地東2丁目4-1

電話番号:011-896-2742

ファクス番号:011-896-2793

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