ホーム > 西区のまちづくり > まちづくりセンター > 西野まちづくりセンター > 段々畑が雪遊び場に早変わり~手稲山ろくワイワイちびっこ広場を試行しました~
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そり遊び場全景
居座っていた寒波の隙をつくかのように冷え込みが緩んだ令和5年2月19日(日曜日)、平和第三町内会と西野地区福祉のまち推進センターの主催により「手稲山ろくワイワイちびっこ広場」が試行されました。
この行事は、平和の滝のそばにある個人所有の段々畑を、子どもたちの雪遊び場として活用するもので、会場となった段々畑では、近隣企業の協力で一部がそり遊び場として整地されたほか、自然の積雪のまま、雪まみれになって遊ぶことのできる区画も用意されました。
当日は、事業の趣旨に賛同し、試行に協力くださることになった近隣の保育施設「ぐりゅっくの森」に通う園児とそのご家族約60人が会場を訪問。
そり遊び場には、段ボールやビニールシート、チューブなどさまざまなソリが持ち込まれ、一緒のそりで滑る親子、うつ伏せなど様々なポーズをためす子ども、そり無しで斜面を転がる子ども、いつまでも飽きることなく繰り返し滑る子どもなど、広い空の下で、大人も子どもも、感性のおもむくままに、それぞれの楽しみ方を見つけ出していました。
一方、そり遊びにはわき目もふらず、前人未到の新雪を踏み分け、段々畑を登って探検へと向かう子どもたちのグループもありました。
敷地内の高い場所に到達した探検隊は、雪で何やらつくりはじめた模様で、気が付くと、いつの間にか、子どもの自由な発想がそこここに散りばめられた秘密基地が出来上がっていました。
遊びの時間が終わると、平和第三町内会の有志から豚汁がふるまわれ、参加者たちは、心もお腹もホッカホカの大満足になって、会場を後にしました。
また、会場で子どもたちを見守っていた平和第三町内会及び西野地区福祉のまち推進センターの大人たちも、参加者の満面の笑顔や子どもたちの可愛らしい姿に元気づけられ、参加者に負けないぐらい楽しんでいました。
この事業は、「高齢者が多く、住民が少ない地域に子どもたちの歓声を響かせたい」という平和第三町内会の小林会長の想いに、平和第三町内会及び西野地区福祉のまち推進センターが賛同して具体化に至ったものです。
今回は、自然の中での遊びのノウハウを持つ「ぐりゅっくの森」の皆様のご協力を得ての試行となりましたが、主催団体では、今後、地域内の多くの親子に参加していただけるように、この事業を発展させたいと考えています。
思い思いのスタイルでそり滑りを楽しみます
新雪を踏み分けて、高地で活動する探検隊
探検隊が建設した秘密基地
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