10月18日は「統計の日」です。統計の日は、統計の重要性に対する国民の関心と理解を深め、統計調査への協力を推進するため、昭和48年(1973年)に定められました。10月18日は、日本で最初の近代的生産統計である「府県物産表」に関する太政官布告が公布された明治3年(1870年)9月24日(太陰暦)を現在の太陽暦に換算した日です。
統計とは、一定の条件で定められた集団について調べた結果を、集計・加工して得られた数値であり、国や地方公共団体などが作成する統計は、行政利用だけではなく、社会全体で利用される情報基盤として位置付けられています。国の統計調査の結果については、「政府統計の総合窓口(e-Stat)」等を通じて広くご利用いただけるほか、札幌市が実施する統計調査の情報等は、「さっぽろ統計情報」でお知らせしています。
統計調査員は、国や札幌市が実施する各種統計調査において、担当する地域(調査区)の対象となる世帯や事業所などを訪問し、調査の依頼・調査票の回収などを行ないます。調査員としての任命期間中は、非常勤の公務員となり、調査にあたっては一定の報酬が支払われるほか、調査活動中の災害には公務災害が適用されます。また「統計法」によって、調査活動を通して知り得た情報について守秘義務が課せられています。統計調査員が加入する統計調査員協議会では、会員の研修会への参加などを通じて統計調査のスキルの向上に努めるとともに、会員相互の親睦を図っています。発寒地区統計調査員協議会では、今後の調査に向けて新規会員を募集しています。発寒地区にお住まいで活動に関心のある方は発寒まちづくりセンターまでお問い合わせください。