6月23日(日曜日)、札幌市消防学校(西区八軒10条西13丁目)で令和6年度札幌市西消防団消防総合訓練大会が行われ、各分団(琴似、八軒、西野、発寒、西町の5分団)が参加し、日頃の訓練の成果が披露されました。消防団は他に本業を持ちながら「自分たちのまちは自分たちで守る」という精神に基づき、地域の安全と安心を守るために活躍しており、西消防団では現在約180名の団員が活動しています。
この大会は、消防団員の士気高揚と消防技術の向上、各種災害現場における対応能力を強化することを目的に実施されているものです。小隊訓練では、各分団の指揮者の号令の下、規律ある力強い行進が行われました。小型ポンプ操法では、西野分団と八軒分団の的確な操作による消火活動が披露されました。災害対応技術訓練では、実際の災害発生を想定した訓練で、防火衣を着用し、火点に見立てた標的を素早く放水で制圧し、被災者を救助する訓練が行われました。
発寒分団はきびきびとした動作で訓練を行い、昨年に続き見事「小隊訓練」及び「災害対応技術訓練」の二部門ともに優勝を飾りました。閉会式では大会長である濱田義哲団長から「総合訓練の結果はおおむね良好だった。引き続き技術の向上を目指し、研鑽を積んでいただきたい。」と講評があり、消防団員のみなさんも真剣な面持ちで話を聞いていました。今後も団員の活躍と頑張りを地域で応援しましょう。