12月2日(土曜日)、発寒福祉会館(西区発寒5条3丁目)において、4年ぶりとなる第36回南発寒北町町内会餅つき大会が開催されました。コロナ禍による中断はありましたが、40年にわたって開催されている伝統の行事です。前日まで真冬日が続いていましたが、気温もプラスとなり、まずまずの餅つき日和となりました。
前日からうるかした餅米をじっくりと蒸し、蒸しあがった餅米を臼に移して、2人で丁寧にこねていきます。ここでしっかり餅米をつぶしておかないといい餅にならないそうです。しっかりこねた後は、力強くついていきます。つき上がったお餅は、女性陣から教わりながら子どもたちも見よう見まねで丸めていきます。久しぶりの開催でしたが、多くの方に参加していただき、日本の伝統行事である餅つきを楽しむことができました。
餅つき大会の運営には、昔ながらの餅つきを経験してきた年長の会員の経験に寄るものが大きいですが、若い人たちもよく手伝ってくれており、住民同士の良いつながりができていることを実感しました。地域の伝承を大切にするこの行事がこれからも長く続いていくことを願っています。