発寒中学校改築工事説明会
令和5年10月5日(木曜日)発寒中学校屋内運動場で行われた同校改築工事説明会に出席してきました。
発寒中学校の旧校舎は、昭和43年建築で6回にわたり増築されてきましたが、耐震強度の問題や老朽化のため改築(現地建て替え)されることとなりました。旧校舎の解体はすでに完了しており、新校舎は、鉄筋コンクリート造、地上4階建て、延床面積は約7,965平方メートルとなります。主な配置は、1階に特別支援学習室や給食室、2階に職員室と保健室、2階から4階に普通教室や特別教室、多目的室、4階に図書室となるほか、屋内運動場をつなぐ渡り廊下の改修や外構も施されます。
また、札幌の中学校では初となるワークスペースが、2階から4階の各階に設けられ、冷房が設置されます。ワークスペースは教室と一体となって使うことができるため、教室に冷房を設置するのと同様の効果があるとのことです。また、学習環境に考慮して普通教室は日当たりの良い南側に、校舎中央には通風と採光のための光庭が配置されます。平面図を見ると、校舎の北西部分が2階から4階にかけて階段状の造りとなっており、隣接する発寒西小学校(と発寒まちづくりセンター)に配慮した形状となっているようです。
なお、平成12年に改築した屋内運動場、同年新築の武道場は今後も使用が継続されます。
工期や工事車両の通行・安全対策等についても詳しい説明があり、登校時間の7時50分から8時30分は工事関係車両は通行禁止(作業内容により一部例外あり)とするなどの安全管理を行い、新校舎は令和7年2月の竣工、同年4月の供用開始を予定しています。その後も仮設校舎の解体、物置の新築、グラウンド整備と工事は続き、最終的な完成は令和8年10月ごろを見込んでいます。
いくつか質疑もありましたので、改築プランと質疑の内容を、後日まちづくりセンターで閲覧できる予定です(閲覧期間:令和5年10月20日から2週間)。説明会に参加できなかった方はぜひご利用ください。