更新日：2021年4月27日

【エコタウンはっさむ】みどりの貯金箱の堆肥ができました

　発寒地区で取り組んでいる「エコタウンはっさむ」事業の一環として「みどりの貯金箱」を今年も実施中です。これは通常であればごみになるはずの落ち葉を利用して堆肥を作り、地域に役立ててもらうと同時に、子ども達に環境問題への意識を高めてもらう機会にもなるものです。

　4月23日、できあがった堆肥を配布する日がやってきました。発寒大空公園（発寒4条2丁目）では、近隣町内会や商店街の皆さんが集まり、まずは昨年秋から約半年にわたって発酵させた堆肥の出来を確かめます。うーん、今年は発酵が思ったほど進んでいないようですね。どこに原因があったのかを探って次につなげていきたいと思います。できあがった堆肥を配布するために土嚢袋に詰めていきます。集まった皆さんで力を合わせて短時間で約90袋ほどに詰め終えました。

　続いて、「はつなん公園」の名で親しまれている発寒三条泉緑地（発寒3条4丁目）でも、町内会の方々を中心に同様の作業を行いました。いつものように発寒南小の4年生が見学に来てくれています。昨秋の落ち葉集めと切り返しを見学したときは3年生でしたが、今は4年生となって前より落着きが出てきましたね。落ち葉の姿が変化し、切り返しのときにあんなに臭かった臭いがしなくなっていることをみんなで確認しました。エコタウン発寒実行委員会のメンバーから改めてみどりの貯金箱の意義が説明され、これで半年間にわたったみどりの貯金箱の1サイクルが終了です。

　配布された堆肥は、商店街や沿道の花壇、小学校の花壇や温室などで活用され、きれいな花々と立派な野菜を育てるのに大いに役立ってくれることでしょう。これでみどりの貯金箱は今年の秋までひと休みです。