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北部軍公文書
「北部軍歴史案」ほか4冊
月寒にあった北部軍司令部の公文書である「軍司令部歴史案」4冊は昭和20年(1945年)8月14日、終戦に伴う重要機密文書の焼却命令が出された中、軍属で司令部所属の書記であった故松田知義さんが持ち出して長年大切に保管していました。昭和56年(1981年)に父の遺品を整理していた息子の鶴彦さんが軍用トランクの中から見つけ、父親の筆であることを確認しました。正史である「北部軍司令部歴史」(北海道立文書館蔵)はこの「軍司令部歴史案」を元原稿にして書かれていたことが分りました。
北海道立文書館蔵(旧蔵 江別市 松田 鶴彦氏)