更新日：2023年8月7日

令和5年8月2日　山部川いきもの観察会が開催されました​​​​​

　8月2日（水曜日）、真栄西公園（真栄6条1丁目）付近の山部川で、川の生き物の観察会が行われました。
　自然豊かな山部川ではサクラマス（ヤマメ）の遡上が確認されています。サクラマスが遡上しやすくなるよう、札幌市では令和2年度に山部川の魚道を整備しました。今回の事業は、サクラマスの生態や整備された魚道について学び、山部川の生き物を観察することで河川環境への理解や興味・関心を持ってもらうことを目的に、市の下水道河川局河川事業課が昨年度に続き開催したものです。
　参加者は、講師の豊平川さけ科学館の職員からサクラマスの生態や、たも網を使って水辺の生き物を捕まえる方法などについてレクチャーを受けた後、実際に川の中へ入りました。最初はなかなかコツをつかめずにいましたが、さけ科学館の職員からアドバイスを受けたり、生き物を追い込むのを手伝ってもらったりしながら、ヤマメやフクドジョウ、スナヤツメなど、たくさんの生き物を捕まえることができました。
　1時間ほど生き物探しを行った後、川から上がり、実際に捕まえた生き物の観察を行いました。講師からは「山部川はヨコエビや川虫など、餌が豊富なので魚も多いです」などと解説があり、参加者は熱心に聞き入っていました。