ホーム > 業務・施設案内 > 清田区民センター・里塚・美しが丘地区センター > 里塚・美しが丘地区センター開設までのあゆみ > 建設ワークショップ > 第3回公開講座
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◇講師
清田区保健福祉部保健福祉サービス課子育て支援担当係長 對馬氏
資生館小学校 石川氏
札幌市子育て支援総合センター 榊氏
◇日時
平成17年(2005年)6月30日(木曜日)10時00分より
◇場所
札幌市立資生館小学校・札幌市子育て支援総合センター
説明「子育て期女性の実情について」(清田区保健福祉サービス課 對馬係長)
清田区保健福祉サービス課子育て支援担当の對馬係長より、「地域子育て支援」とはどのようなものなのか、また区内の児童会館で行っているサロンについて説明しました。
・札幌市は出生率が低いが、清田区は全市の中で一番若い世代が居住し、年少人口が多い
・特に、地区センターができる里塚・美しが丘地区は、若い世代の多い地区である
・地域子育て支援とは、育児の不安感の軽減を図り、安心して子育てを行えるような支援を行っていくもの
・支援としては、(1)お母さんの子育て仲間づくりのお手伝い(2)親子で遊べる公園などの情報提供(3)電話・サロン会場などでの子育て相談(4)地域で子育て支援の活動をする方々とのネットワーク作り、子育てボランティア育成の活動支援-を行っている
・サロンは、区内8児童会館で週1~2回程度行っていて、無料で参加できる
・現在のお母さんは、「少し子どもと離れてお話する機会を求めている」と感じている
説明「(仮称)清田区地区センター建設ワークショップについて」 (清田区地域振興課山田係長)
清田区地域振興課地域活動係長の山田より、この公開講座の母体である「(仮称)清田区地区センター建設ワークショップ」についての概要と、これまで行われたワークショップでの検討内容や意見について説明しました。
「札幌市立資生館小学校・札幌市子育て支援総合センター」施設見学(資生館小学校石川氏、子育て支援総合センター 榊氏)
この建物は、札幌都心部の子ども関連複合施設として昨年4月にオープンし、資生館小学校、保育園や児童会館、子育て支援センターが併設されていて、0~12歳の子どもたちを対象としています。まず、子育て支援総合センター榊氏に支援センターの説明をしていただきました。
・好きな時間に来て帰ることができるサロンが特色
・中央区だけではなく他の区や近隣の市や町からも利用しに来る
・センターの方に気軽に相談をしたり、講座に参加をすることができる
サロンの中では、子どもたちが水遊びをしていたり、お母さん同士がお話をしていました。
続いて、資生館小学校は石川氏に案内をしていただきました。
・施設は玄関から建物の中に入るまでに段差がなく、車椅子用のエレベーターが設置されているなどバリアフリーに配慮されている
・学校へ上がる階段は1つのみで、必ず職員室の前を通るようになっているなど、セキュリティについて厳重になっている
・小学校の教室は、廊下と教室がオープンになっている。隣の教室の声が聞こえることで、子どもたち自身が「大きな声を出してはいけないな」など気付くなど良い面がある
・5階には開けたランチルームがあり、全校児童が入ることができるようになっていて、みんな一緒に昼食を食べる機会を持つなど食育活動も行っている
施設見学を終えて、石川氏から
・複合施設として横の連携を強くするため、スタッフが努力している
・一人きりで子育てに悩みを抱えていても、サロンに来るといろいろな子どもたちを見ることができるので、これが個性なのだと安心する
・お母さん同士の情報交換ができる
・これからも情報発信をしていきたい
などのお話をしていただきました。
意見交換
公開講座の受講者の方々から、施設を見学した感想や、地区センターに対する要望をお話いただきましたので、その一部をご紹介します。
(Aさん)小学生、幼児がいる場に外から人がきて交流するということは今までになかったことだと思った。ただ、セキュリティの問題もあるのだろうが、少し閉鎖された印象を受けた。
(Bさん)すばらしい施設だ。新しくできる地区センターにも、自由に子どもを遊ばせることのできる託児室があればよいと思った。また、バリアフリーに配慮してほしい。
(Cさん)子どもたちが自ら感じ取る教育をできる施設ですばらしいと思った。
(Dさん)5歳の子どもがいる。安全面を考えたらあれくらいのことは必要だと思った。ぜひ、自分の住む地域にもそのような施設がほしい。
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