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北海道内で確認されているコウモリ20種のうち、札幌市内では16種のコウモリの生息が確認されていますが、その生態や生息状況については不明な点が多い身近な哺乳類です。円山動物園では地域に生息する野生動物保全を目的として、平成23年から市民団体(北海道希少生物調査会代表寺島淳一)との調査を、令和元年度からは東海大学生物学部生物学科と共同研究を行い、円山周辺などのコウモリ生息状況を調べています。また、これらの調査の他には、北海道大学と協働で市民向けコウモリ観察会や市内大規模公園と協働でコウモリに関する講演会などの啓発活動も行っています。
観察会の様子
◆キクガシラコウモリ(Rhinolophusferrumequinum)
◆ドーベントンコウモリ(Myotisdaubentonii)
◆ヒメホウヒゲコウモリ(Myotisikonnikovi)
◆キタクビワコウモリ(Eptesicusnilssonii)
◆ヤマコウモリ(Nyctalusaviator)
◆ヒナコウモリ(Vespertiliosuperans)
◆ヒメヒナコウモリ(Vespertiliomurinus)
◆コテングコウモリ(Murinaussuriensis)
◆カグヤコウモリ(Myotisfrater)
◆モモジロコウモリ(Myotismacrodactylus)
◆クロオオアブラコウモリ(Pipistrellussaviivelox)
ヒナコウモリ
ヤマコウモリ
◆コキクガシラコウモリ(Rhinolophuscornutus)
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