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更新日:2022年10月15日

フサオマキザル

フサオマキザル

*サル目
PRIMATES
*オマキザル科
Cebidae
*英名
Tufted capuchin
*学名
Cebus apella

分布 南アメリカの亜熱帯林と熱帯林に生息しています。
特徴

樹上生活がしやすいように尾の先で物をつかめるように巻いており、これが名前の由来となっています。

小規模の群れを形成し、時には他種のサルと混群を形成することもあります。

群れの中には階級があり、最も地位の高い雄が食物を最も早くかつ長時間食べ、次いで地位の高い雄と親しい個体が長時間食事を行います。

優位な個体が去った後で地位の低い個体は食事を行いますが、優位な個体の採食中に接近しても許される等、ある程度寛容な社会のようです。

危険を感じると口笛のような声をあげて相手を威嚇をします。

オマキザル類は南米のサルの中でも知能が高いとされ、木を叩いて中にいる虫の居場所を調べたり、堅い木の実を木の幹に打ち付けて割る行動が観察できたりします。
また、ある集団では石を用いて木の実を割る行動も観察されており、学習能力が高く、簡単な道具も使うことができるため、身体障がい者の介護ザルとして活躍しているものもいます。

食性 雑食で果実や種子、昆虫、鳥の卵等
寿命 野生下:約10~15年 飼育下:約30年
その他 CITES:付属書Ⅰ

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