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(令和5年12月19日火曜日)
本市の冬季オリンピック・パラリンピック招致における今後の方向性について関係者間で意見交換を行う「冬季オリンピック・パラリンピック招致関係者意見交換会」を開催いたしました。
IOC理事会における2030年および2034年大会開催地等の発表を受け、2034年までの大会招致の可能性がなくなり、2038年大会についても事実上困難な状況となったところであります。
今後の冬季大会の在り方が大きく変化することが予想される中、仮に2038年大会の招致の可能性が再浮上したとしても、15年先ということもあり、その時に札幌がどのような課題を抱え、その課題解決に向けたまちづくりにどのような効果をもたらすのか見通しが立たない状況にあります。
そのような中、札幌市といたしましては、非常に残念な思いはあるところではありますが、今後の招致活動については停止せざるを得ないと考え、JOCをはじめ、ご参加いただいた各機関の皆さまにおかれましても、同様の認識として、ご意見をいただきました。
今後は、招致活動は停止するものの、ウインタースポーツの振興、国際大会の誘致を積極的に進めてまいりますとともに、引き続き、まちづくりの加速化、札幌・北海道の魅力発信に努めてまいりたいと思っておりますので、関係の皆さまのお力添えをお願いいたします。
(札幌市長 秋元 克広)
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