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(令和5年6月28日水曜日)
核兵器の廃絶と若い世代に平和運動を継承することを目的して活動する「2023年度北海道高校生平和大使」に選出された、上坂 芽生(うえさか・めい)さん(札幌開成中等教育学校4年生)と福本 響(ふくもと・ひびき)さん(旭川藤星高等学校3年生)が市役所にお越しになりました。
上坂さん、福本さんからはそれぞれ、「戦争の実体験を語ることのできる方が少ない今、高校生平和大使の役割はとても大きくなっていると感じている。一人でも多くの方に被爆の惨状や悲しみを伝え、平和の輪を広げられるよう頑張りたい。」「高校生平和大使に込められている思いを胸に刻み、これからの将来を担う自分たちと同世代の方や、さらに若い世代も含めて、さまざまな世代の方に核兵器廃絶や平和な世界の実現への関心を高めてもらえるよう頑張りたい。」などのお話をいただきました。
お二人は、核兵器の廃絶や世界平和についてのメッセージを国内外に発信するため、8月に長崎市およびスイス・ジュネーブ国連欧州本部を訪問されます。戦争を経験したことのない若い世代が経験者から学んだことを広く発信していくことで、より多くの世代に平和への願いが伝わっていくと思います。今回の長崎市・スイスへの訪問をはじめ、さまざまな活動に挑戦し、世界平和の実現に向けて頑張っていただきたいと思います。
(札幌市長 秋元克広)
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