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更新日:2016年1月5日

第13回定例市長記者会見記録

日時

2016年1月4日(月曜日)10時00分~

場所 記者会見室
記者数 16人

市長から下記の話題について発表しました。

引き続き、次の話題について質疑が行われました。

配布資料

動画(内容は下記「発表内容」「質疑応答」で、文字掲載しています。)

発表内容

 年頭に当たって

 明けましておめでとうございます。

 今年も1年、どうぞよろしくお願いいたします。

 また、市民の皆さまにも新年のごあいさつを申し上げたいというふうに思いますが、若干、今年の取り組みについてまずお話をさせていただきたいというふうに思います。

 就任2年目を迎えます今年は、昨年末に策定いたしました「札幌市まちづくり戦略ビジョン・アクションプラン2015」の取り組みを着実に実行していく1年としてまいります。

 まず、安定的な雇用の場を確保するために重要となる経済分野で、特に、さまざまな業種に波及効果がある観光産業の活性化を図っていきたいというふうに思います。

 札幌の街全体で観光客を受け入れる体制を整備していくために、市民のおもてなし意識の醸成、民間宿泊施設への投資を誘発する事業の調査・検討に着手しますほか、MICE施設整備計画の策定に取り組むなど、国内外からの人の流れを札幌に呼び込むための取り組みを進めてまいりたいというふうに思っております。

 また、子育て環境の整備、これも待ったなしという状況であります。保育所の定員増を含め、多様な保育サービスの充実によって、潜在的な需要を含めた待機児童の解消ということを図っていきたいというふうに思います。そのほかに、子どもの貧困対策ということにも取り組んで、生まれや育ちに将来を左右されることなく、自ら未来を切り開いていけるよう、しっかりと支援をしていきたいというふうに思います。

 今年は、北海道新幹線開業をいよいよ迎えることになります。その後に控えております札幌延伸に向けて、北海道、札幌のシンボルであり、また、ビジネスや観光のハブとなる札幌駅を中心としたまちづくりの基本構想をまとめていきたいというふうに思います。

 このたび策定をいたしましたアクションプランは、この先、10年、20年の基礎となる重要な計画だというふうに思っております。札幌の街の将来ということを若い世代に引き継いでいくために、これらの取り組みを軌道に乗せて、将来への道筋を確実につけていきたいというふうに思います。

 そして、ウインタースポーツのシーズン、これから入っていくわけでありますが、2月には、札幌において、FIS(国際スキー連盟)のスノーボードワールドカップ2016札幌大会、そして、平昌(ピョンチャン)五輪の男子アイスホッケーの2次予選というものが開催されます。そして、札幌と帯広で開催されます2017年の冬季アジア大会がいよいよ来年の2月に近づいてまいりました。この大会は、これまでの最大の大会となると見込まれておりますので、札幌としてもしっかりと運営を進めていきたいというふうに思います。

 この大会を成功させることがこれからの冬季オリンピック・パラリンピックの招致、これにもつながっていくものと確信をしているところでありますので、市民の皆さまのご協力をいただいて、アジア大会の成功をしっかりと導いていきたいというふうに思います。

 オリンピック・パラリンピックの開催でありますが、市民の理解ということは非常に大きな点であります。そういう意味で、これから概要計画を作り、市民の皆さまにお示しをして、さまざまな議論をこれからも進めていきますけれども、札幌らしい、そして、札幌が、持続可能なオリンピック・パラリンピックということを提唱していけるように、そして、パラリンピックでありますけれども、障がいのある方に対する市民の理解ということを深める、そして、社会全体をバリアフリーにしていくという大きな意味を持っているというふうに思いますので、このこともしっかりと取り組んでいきたいというふうに思います。

 1972年の札幌オリンピックでこの街の骨格というものが出来上がりました。それをリニューアルしていく時期に入ってきておりますので、このオリンピック・パラリンピックの招致と合わせて、これからの札幌の街を新しい時代に対応した街につくり変えていくべく、努力をしていきたいというふうに思います。

 そのためにも、オール北海道、オール札幌、市民・企業・行政が一体となって、ますますさまざまな課題に取り組んでいく必要があるであろうというふうに思っております。次の時代にしっかりとつなげていけるよう頑張っていきたいというふうに思います。

 そこで、先ほどの職員へのあいさつの中でも申し上げましたが、今年一年を躍動の年、「躍」という字で邁進(まいしん)をしていきたいというふうに思っています。

 市長に就任いたしました昨年は、まさに始動の年でありましたので、今年は躍動の年にしていきたいというふうに思います。

 昨年まとめましたアクションプランを、札幌が飛躍をしていくための第一歩としていきたいというふうに思います。市民の皆さんがさまざまな場面で活躍できる、そして、札幌の街自体が躍動感に溢れて、経済も躍進していく、札幌が飛躍をしていくための1年としていきたいというふうに思います。

 報道機関の皆さまには、先ほど職員向けにも申し上げましたが、今年は申(さる)年ですから、三猿、見ざる聞かざる言わざるということではなく、しっかりと世の中を見て、市民の声を聞いて、そして、市民の皆さんにしっかりと説明をしていく、行政としては三猿ではなく、積極的な1年にしていきたいというふうに思っておりますので、また報道方もよろしくお願い申し上げたいというふうに思います。

 私からは以上であります。

 今年一年、どうぞよろしくお願い申し上げます。

 副市長の年頭あいさつ

町田副市長のあいさつ

 副市長の町田でございます。

 私からも、一言、ごあいさつを申し上げたいと思います。

 今、市長から、躍動の「躍」という字がございましたが、札幌市として、「躍」という字を実現するために、どんな思いで取り組んでいったらいいのかということを私なりに考えておりますが、札幌市、街として、札幌で新しいことが起こる、新しいことを起こす、新しいものをつくる街、イノベーティブな街、あるいはクリエーティブな街、日本語で言うと革新というような言葉が当てはまるのではないかと思いますが、札幌で新しいことが起こる、新しいものがつくられる、それが札幌の大きな街の魅力となって、国の内外から多くのお客さまがまたおいでになるというような、そんなまちづくりに札幌市として取り組んでいきたいと思うところでございます。

 私は、オリンピック・パラリンピックの招致も副市長として担当しておりますが、オリンピック・パラリンピックの招致というものも、新しいものをつくり、新しいことを始めるという大きな動きの中で進めていきたいと思うところでございます。

 オリンピックというのは、札幌の街にとって50年に1度の大きな事業でございます。そして、これからオリンピック・パラリンピックを進めていくということに関しましては10年がかりの招致ということになります。

 昔、1972年に札幌オリンピックを招致した時、これは日本全体が高度経済成長の中で、札幌市にとっても非常に大きなまちづくりの契機になりました。昔、トワ・エ・モアの「虹と雪のバラード」の中で、街が変わる、街ができるというような文句がございましたが、まさに、その当時は、皆さんが今ここにいらっしゃる市役所も建ちましたし、地下鉄も、あるいは政令指定都市にも移行したという大きな流れがありましたが、今度のオリンピック・パラリンピックの招致は、日本全体が安定成長の時代、そして、少子高齢化の中でのオリンピック・パラリンピックということになります。

 それだからこそ、より一層、市民の皆さまと一緒になった創意工夫というものが必要になる。今、市長のお話にもありましたが、持続可能な冬季のスポーツを推進していくというような仕組みを、冬季のパラリンピック、障がい者スポーツを推進していくというような大きな枠組みづくりをしていかなければいけないということで、市民の皆さま、あるいは、企業、いろいろな団体、大学、学校の皆さまで、どうしたら新しい形のオリンピック・パラリンピックというものを遂行していけるかということを考えていきたい、そういう意味で10年がかりの大きな取り組みになるということを今考えているところでございます。

 そういったことを通して、躍動の「躍」という字、札幌の街が非常に大きく躍っていくということにつながっていくのではないかと私は思っているところでございます。

 本年一年、よろしくお願いいたします。

板垣副市長のあいさつ

 明けましておめでとうございます。

 副市長の板垣でございます。

 私からも、一言、新年のごあいさつを申し上げたいというふうに思います。

 今、市長のほうから、今年は躍動の年にしたいという話がございましたけれども、私の所管は、主に躍動するための下支えをする部局が私の所管になっております。福祉の分野、子育ての分野、市民自治の分野ということでございます。そういう意味で、徹底した市民感覚を忘れないように組織をしっかり引き締めて、市民のために札幌市役所が全体として下支えできるような形で組織をまとめてまいりたいというふうに考えております。

 併せまして、来週からいよいよ予算査定が始まりまして、財政局も私の所管でございますので、アクションプランを核としたいい予算ができるように頑張ってまいりたいというふうに思っております。

 今年一年、よろしくお願い申し上げます。

吉岡副市長のあいさつ

 副市長の吉岡でございます。

 私からも、あらためて、新年、おめでとうございます。

 市長のほうから、ウインタースポーツシティ、あるいはウインターシティというお話がございましたけれども、私の所管に関しては、何と言っても除雪がございます。そういった中で、11月末に62年ぶりという大雪で十分な対応ができず、市民の皆さまにもご心配、ご迷惑をお掛けしたところでございますけれども、年末年始、比較的穏やかに過ごすことができておりますけれども、油断することなく、冬本番でございますので、しっかりと対応してまいりたいと考えております。

 また、市長のほうから「躍」という言葉のお話がございました。市民の皆さまが活躍でき、札幌市の街が躍動、躍進できますよう、ハード系を主に所管する私の関係としてもしっかりと取り組んでいきたいと思っております。

 いろいろご心配をお掛けしてまいりました円山動物園ですけれども、アフリカゾーンの本格的オープンなども雪解け後に控えてございます。そういった意味でも、明るい1年にできますよう、しっかりと取り組んでまいりたいと思っております。

 私も年男でございます。市長からお話がございました三猿ということにならないよう、しっかりと皆さんにもご説明してまいりたいと思っております。

 どうぞ、今年一年、よろしくお願い申し上げます。

質疑応答

 北海道新幹線札幌駅ホームについて(1)

北海道新聞

 まず、1点目、北海道新幹線がいよいよ新函館北斗までということで、その開業によってまた次の札幌延伸というところの道筋も見えてくるころかと思いますが、1つの大きな懸案は、やはり、札幌駅のホームの位置付けの問題だと思いますけれども、具体的にどうするかというところが札幌市、北海道、鉄道・運輸機構、JRの4者の協議でなされるものと承知しておりますけれども、その4者協議の段取りが今どうなっているのかということと、あと、そこで示していく札幌市のお立場、考え方をあらためてご説明いただきたいのですが。

市長

 新幹線は、今お話がありましたように、3月26日に新函館北斗の開業を迎えます。まずは、この開業効果というものをしっかりと北海道全体に及ぼすことができるように、札幌としてもいろいろなことに取り組んでいきたいというふうに思います。

 加えて、札幌延伸ということが本当に近づいてくる形になりますので、まちづくりについてはしっかりと対応していきたい、そういう意味で、駅前の北5条西1丁目、西2丁目の再開発の構想を具現化していくためにも、札幌駅のホーム位置がどこに来るのかということが非常に大きな問題になっております。

 年末に4者の事務協議が行われまして、その段階で、報道にありますように、例えばゼロ番ホームも含めて、詳細な検討状況はまだJRさんからお話が出ていなくて、いくつかの案ということもまだ出ていないようでありますので、効果を最大限に出すためにどういうふうな位置にしていくのかということの4者協議、これはスピード感を上げていかなければいけないなというふうに思っています。

 その際に、札幌市としての重要な視点ということは、基本的には、現駅のホーム位置、事業計画が既に出されておりますので、それを基本とするということが第一前提であります。これは、何よりも、新幹線、在来線、札幌で言えば地下鉄やバスターミナル等の他の交通機関との連動、利用者の動線、使いやすい動線といいますか、そういったことをしっかりと検証した中で、最も効果的な位置ということで協議を進めていくことになるだろうというふうに思います。やはり、利便性が高い他の交通手段とのアクセスというようなこと、この辺は利用者の視点から最も重要だというふうに思っておりますので、私ども札幌市としてはそれを第一義的に考えて主張していきたいというふうに思っています。

 救急車の到着遅延について

北海道新聞

 次に、年末の12月29日未明、定山渓温泉のほうで119番通報があって、それに対して、最寄りの定山渓出張所の救急車が故障してしまって、藤野のほうから救急車を出したのだけれども、結果的に到着が遅れたという事案がありました。

 この原因究明、調査の状況と、もし、これを踏まえて改善点があるとすればどんなことなのか、そのあたりのご説明をいただければと思います。

市長

 ちょうど29日のことでありまして、始業時といいますか、毎日、朝と夕方にエンジンを始動させて、その日も夕方の点検の時には問題なかったということでありました。

 そこで、年末年始に入っておりまして、車のディーラーさんの工場が休みに入っているということで、現時点で詳細なトラブルの原因というのはつかめていない実態であります。恐らく、電気系統の故障ではないかというふうに現場では見ているようでありますが、それがどのようにして起こったのか、なぜそれが起きたのかということで、まずは原因究明をしっかりとしたいというふうに思っています。

 ですから、新年、工場が再開次第、それを急いで点検してもらうということにしているようであります。その上で、どこに問題があったのかということで対応していかなければいけないだろうというふうに思います。

 冬季オリンピック・パラリンピック招致について(1)

北海道新聞

 冬季五輪の招致の関連で、道立の真駒内の屋内・屋外競技場の関連でお伺いしたいのですが、競技の施設配置計画の中で、スケート関連の競技施設の候補地にされていると思うのですが、現状の五輪の施設基準に合わせるためには改修もしくは建て替えが必要な状況だと思うのですけれども、その費用について、道立ということなので道のほうで負担すべきというふうにお考えなのか、五輪競技ということで、一部でも札幌のほうで負担するようなお考えがあるのか、その辺についてのお考えをお聞かせください。

市長

 今、競技施設の候補として挙げさせていただいています。そういう意味では、現状の施設では対応がつかないということで、少なくとも建て替え、大規模な改修が必要ということになります。まずは、今、道立ということですので、北海道として、今後のウインタースポーツ施設としてそこをどうしていくのかということにも関係してくると思います。オリンピック・パラリンピックあるなしにかかわらず、その施設を今後どう維持していくのかということと、オリンピック・パラリンピックということで考えたときにどうしていくのか、この辺のところはこれから北海道と、施設のあり方そのものを含めて、あるいは費用負担の協議をしていくことになるだろうというふうに思います。

北海道新聞

 将来的に、競技団体のほうなどからは、札幌市のほうで施設のほうを所管してほしいというような声も取材の中で聞いているのですけれども、その辺についてはいかがでしょうか。

市長

 いずれにしても、札幌に同種の競技施設が存在をしていくということが競技団体も含めて大きな意味を持っていくというふうに思います。ジャンプ競技場もそうですけれども、ウインタースポーツ競技が札幌にあることによって、さまざまな国際大会だとか、国内大会もそうですけれども、できるということになりますので、そういう意味では、施設をまず存続させる前提でそれを誰が持つのか、場合によっては、もともとは国がつくった競技場ということもありますので、例えば、ナショナルトレーニングセンターというようなことも私どもは国に対して要請をしていきたいというふうに思っております。そういった中で、最終的な、誰がどうつくる、負担を持つのかということを協議していきたいと。

 ですから、施設自体は、まずは、やはり北海道エリアとして、ああいう施設をきちんと札幌に持っていく必要があるだろうというふうに考えています。

 北海道新幹線の開業について

読売新聞

 繰り返しの部分もあるのですが、北海道新幹線の3月26日の開業を市長が今年の一文字で挙げた躍動の「躍」に絡めて期待感を示していただければありがたいと思うのですが。

市長

 やっぱり、北海道全体が躍動感を持って動いていくということになりますけれども、そのためにも、北海道新幹線の新函館北斗までの開業は非常に大きな意味があると思います。これまでは、空路、飛行機が主な北海道に対する移動手段ということですけれども、陸でつながっていくことで、特にこれからの冬場、定時性をきちんと確保できるとか、そういうことは非常に大きな意義だと思います。そういう意味で、札幌まで延伸をされるということが、さらにその効果というものが大きくなってくるとは思いますけれども、まずは新函館北斗までの開業を生かして、例えば、冬場の会議とかコンベンションなんかも、冬は北海道・札幌は敬遠されがちな部分がありますので、新幹線の開業効果というものをしっかりとそういったものにも生かしていきたいというふうに思います。まさに、躍動する年にふさわしい新幹線開業だというふうに思います。

読売新聞

 それと、開業効果を波及させたいということを先ほどもおっしゃっていましたが、具体的にどんなことを考えているということがあればおっしゃっていただけるとありがたいです。

市長

 間違いなく、函館周辺、道南には多くの方がいらっしゃるというふうに思います。新幹線効果ということで。これは、2次交通をしっかりしていく、あるいは、そこから函館まで来た方が道内各地をいろいろと回っていけるような、交通アクセスも含めてですけれども、いろいろな旅行プランの提案、これは皆さんいろいろと考えてきていると思います。札幌もそれに負けないようにしていきたいというふうに思いますし、函館の夜景も合わせて、札幌も新三大夜景都市ということになりましたので、夜景都市同士の連携というようなことも考えていけるのではないかなというふうに思います。

 北海道新幹線札幌駅ホームについて(2)

日本経済新聞

 新幹線札幌駅について追加の質問なのですけれども、コンサルの結果を受けてJRからより具体的な話が来る時期というのは今分かっているのでしょうか。

市長

 分かっているというよりは、早く出していただきたいという申し入れはずっとしています。JRさんのほうも、いろいろな検討をされている中で、少し遅れ気味になっているという実態でありますので、われわれとしても、先ほど言いましたように、後ろに時間が迫ってきていますので、できるだけ早い協議の中で最善の道をつくっていきたい、答えをつくっていきたいというふうに思います。

日本経済新聞

 1、2、3月でいきますと、どの辺までには出してもらわないと困るという。

市長

 困るというか、できるだけ早くということですね。

日本経済新聞

 分かりました。

 もう1つなのですけれども、多分、今だと時期尚早だと思うのですが、いろいろなプランの中で、例えば、現駅に近いようなプランが出てきたとして、市の金銭的負担が増えるというようなプランがもし出てきた場合には、市長としてどのくらいまでなら応じるということはありますか。

市長

 それは、どういう案が出てくるか、それを実現するために、いわゆる最善の道をまずは探りたいと。そのときに掛かる経費について、それが必要なものであればということになると思います。今、全く予測もつかないので、何ともお答えのしようがないかなというふうに思います。

 冬季オリンピック・パラリンピック招致について(2)

HBC

 オリンピック・パラリンピックの招致に関連した追加の質問なのですが、2026年を目指すという点で、去年、国に要望された時に、(2026年の開催都市決定予定の)2019年ということで、すごく難しい時期、忙しいというようなことを言われていたと思いますが、まだ2026年にこだわる理由というのがもしあればお聞かせください。

市長

 こだわるというよりは、1つは、今決まっていない最短のところが2026年ということで、これからIOC(国際オリンピック委員会)なりJOC(日本オリンピック委員会)の動きが出てくる中で、札幌としては、冬のオリンピック・パラリンピックを招致しようということで、議会での決議も含めて決めたということで、そこに向かって作業を進めているわけであります。

 これから、札幌として、札幌でやるならばどういう計画かということで概要計画を作っていくことになりますが、それを出して、さまざまな情勢を踏まえながら、最も効果的な活動といいますか、それをこれから決めていくということになりますが、現時点では、先ほど言いましたように、今やれることを最大限やっていきたいというふうに思っています。

 今年の国政選挙について

北海道新聞

 直接の市政の話ではないのですけれども、今年は、衆院の補選と参院選、国政の選挙の年になると思うのですが、市長としてどんな論戦を期待したいか、特に、安保法制の成立と、北海道関係ではTPP(環太平洋戦略的経済連携協定)の大筋合意後初めての国政選挙ということになると思うのですが、18歳の参政権の話などもありますが、何かお考えがあればお聞きします。

市長

 18歳からの参政権ということになります。そういう意味では、若い世代の人たちも政治ということを身近に考えてもらう、これからの日本をどうしていくのかということも、まさに、現時点で物事を見ていくということが、10年後、20年後の日本をどういう立ち位置で世界の中で見ていくのかということが本当に問われる時期だというふうに思います。

 そういう意味で、どういう方向性に日本を、我が国が今立って、そのためには、例えば、安保法制の問題も、両方の意見がありますね。やはり、安全保障ということをきちんと守っていくために必要な法案だという意見と、それは危険なのだという意見と、これは、やはり、私も何度かお話をさせていただきましたけれども、なぜ、今、そういう法案あるいは考え方が重要なのか、必要なのかということをしっかりと議論していくことが重要だというふうに思いますので、TPPの問題も含めてそうです。0か100かということではなく、両方の面、いい面もあれば悪い面もあるということを分かりやすく論戦をしていただきたいというふうに思いますし、われわれもそこのことをしっかり考えていかなければいけないだろうというふうに思います。

 泊原発の再稼働問題について

NHK

 泊原発の基準地震動が了承されました。今後、札幌市として再稼働の動きに何か意見をしていく考えはありますでしょうか。

市長

 現状で、地震の関係について、その詳細ということはあまり明らかになっていないという部分がありますので、将来のリスクに対する考え方、それと、それに対する北電なりの対応というものがどういうふうになっていくのか、やはり、道民、市民にきちんと分かるように説明をまずはしていただきたいということを求めていきたいというふうに思います。

 その中で、これからいろいろな審査の議論が行われていくのだろうというふうに思いますが、その過程も含めてですね、何が問題で何が対応として行われていくのかというようなことを分かりやすい形で示していただいて、道民、市民の皆さんが自分で考えられるようにしていただきたい、そのことを札幌市としても求めていきたいというふうに思います。

NHK

 それは、対応いかんでは、札幌市としても言うべきことは言っていくということになる可能性はあると。

市長

 そうですね。

 冬季オリンピック・パラリンピック招致について(3)

北海道新聞

 五輪の関係で追加のご質問なのですけれども、道立の真駒内の競技施設の扱いなのですけれども、あそこは屋外、屋内もあり、また、現状の検討状況では、例えば、スピードスケートだと、真駒内以外も競技施設の候補として複数挙げられている状況かと思うのですけれども、先ほどおっしゃったナショナルトレセンの話というのは、あくまで、真駒内の屋外にせよ屋内にせよ、競技施設の候補として一本化されたという前提で、何らかの競技施設のほうとして一本化されたという前提で国に要請していく、こういう理解でよろしいのでしょうか。

市長

 ある意味では、同時並行といいますか、ある程度、並行で物事を考えたいというふうに思います。ですから、オリンピックの競技施設としてどこを使っていくのかという問題と、ナショナルトレーニングセンターのように、国として競技施設を持つというようなことというのは必ずしも一緒でないというふうに思っていますので、可能性としては両面を目指していきたいというふうに思っています。

北海道新聞

 ナショナルトレセンは、スピードスケートのということではなくて。

市長

 ではなくてです。

北海道新聞

 というと、具体的にはどういう競技を想定しているのですか。

市長

 スピードスケートだけのことをナショナルトレーニングセンターというような形で言っているイメージではないですけれども、東京に国立競技場があるように、冬の競技施設といいますか、そういったものもあってもいいだろうということの可能性の1つとして、真駒内の競技施設なんかも考えられないかという意味で、検討材料としてそういうことも追及をしていきたいということです。

北海道新聞

 冬季競技全般ということでよろしいでしょうか。

市長

 はい。

北海道新聞

 ありがとうございます。

市長

 本年もよろしくお願いいたします。

(以上)

 

 この内容については、重複した言葉遣いや、明らかな言い直しがあったものなどを整理した上で作成しています。(作成:札幌市広報課報道係)

 

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