大切なヒントに気付く～月寒地区地域ケア会議が開催されました

令和5年1月25日（水曜日）午後1時30分から、ノテ研修センター（豊平区月寒西1条4丁目）において「令和4年度月寒地区における地域ケア会議」が開催されました。

これは、高齢になっても地域で暮らし続けるために「高齢者に関する地域課題の共有と高齢者の孤立・孤独の解消方法」について関係者の意見を聴取するため、区保健福祉課、第3地域包括支援センター、介護予防センター月寒が実施しているもの。

この日は、「コミュニティコーピング～仲間と協力して地域の中から孤立・孤独をなくそう」と題した内容に、日ごろから地域の高齢者の見守りなどの活動を行っている、月寒地区町内会連合会、月寒地区福祉のまち推進センター、月寒地区民生委員児童委員協議会から代表者が参加しました。

コミュニティコーピングとは、人と地域資源をつなげることで「社会的孤立」を解消する協力型ボードゲーム。参加者たちは二つのグループに分かれ、悩みを抱える地域の人が増えて「地域崩壊」によるゲームオーバーとならないように、みんなで協力し、地域資源（人材）をうまく活用しながらゲームを進めていきました。

ゲーム終了後の振り返りでは、「専門家が介入しなくても、話を聞くことで解決することもある。まずは、話を聞くことが大切」、「民生委員じゃなければ解決できないとこだわり過ぎていたと思った。必要な人を紹介してあげて、つなげることが解決につながると気づけた」、「顔を見たら安心するつながりを日ごろから大事にしていきたい」、「（孤独な人が多いなど）高齢者以外の若い世代の悩みを知ることができた。」などの意見が述べられ、今後の活動に繋がる機会となりました。

なお、コミュニティコーピングに興味・関心がある方は、介護予防センター月寒（011-857-6110）までお問い合わせください。