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大規模災害を想定した訓練を実施
~令和6年度札幌市総合防災訓練~
9月11日(水曜日)13時30分から、大和ハウスプレミストドーム(羊ヶ丘1番地)で、「令和6年度札幌市総合防災訓練」が行われた。
これは、大規模な災害の発生を想定し、地域住民や民間企業、防災関係機関などの連携強化や防災意識の高揚を目的として実施しているもの。今回の訓練では震度7の札幌市直下型地震が発生したと想定して行われ、57団体と地域住民総勢約1200人が参加した。
この日は地下鉄福住駅での被災を想定した避難訓練や、倒壊家屋や多重衝突事故車両からの救助訓練などを行ったほか、避難所開設・運用訓練では外国人、ペット同伴及び要配慮者の受付訓練、簡易トイレや段ボールベッドの設置などの訓練を行った。また、大和ハウスプレミストドームは災害時に支援物資の集積拠点としての役割を担っていることから、支援物資を積んだトラックをアリーナへ進入させ支援物資を運びこむなど、実際の災害時の対応を想定した動きを確認した。
その他、消防ヘリコプターや災害時に活躍する車両、防災関係団体による展示のほか、大雨や激しい地震の揺れを体験できるブースなどが設けられ、参加者は災害時の緊迫感を実感していた。
訓練後の市長講話では、秋元克広(あきもと・かつひろ)札幌市長が「いつ、どこで起こるかわからないからこそ、日頃からの災害への備えを心掛ける必要があります。地域の皆さまや関係団体で連携して行った本日の訓練の成果を幅広く共有し、地域の防災力を高めていきましょう」と参加者たちへ語った。
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