ホーム > 施設一覧 > 保健センター > 母と子の健康のために > 大人の食事から取り分け離乳食1週間メニュー
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離乳食の回数が増えてくると、作るのがおっくうになることもありますね。大人の食事から取り分けると、手間がはぶけるのでおすすめです。なるべく主食(ご飯・パン・麺類などの穀類)・主菜(魚・肉・卵・大豆製品など)・副菜(野菜・芋・海藻など)を揃えた献立をこころがけましょう。
また、はじめて食べる食品は離乳食用スプーンでひとさじを1種類だけ、平日の昼食までの時間帯にすませると安心です。
ここでは、授乳しているお母さんの食事から、中期(生後7~8か月頃)と後期(生後9~11か月頃)の赤ちゃん用の食事の取り分けメニューのヒントをご紹介します。(食事の回数は、中期は2回、後期は3回が基本です。また、この時期は、間食はまだ必要ありません。)(PDF:2,039KB)
ごはん(2膳)・納豆・みそ汁(キャベツ、かぼちゃ)
中期:おかゆ・刻み納豆・キャベツとかぼちゃのマッシュ
納豆は細かく刻む。(ひきわりならそのままで良い。加熱すると軟らかくなって食べやすい。)
みそ汁の軟らかく煮えたキャベツは、みそを入れる前に取り出してあらみじん切り、かぼちゃはフォークの背で押しつぶす。
後期;おかゆ(軟飯)・刻み納豆・みそ汁
納豆は細かく刻む。(ひきわりならそのままで良い。)
みそ汁のキャベツが大きいときは、キッチンバサミで食べやすくする。汁は3~4倍程度に薄める。
煮込みうどん
中期:うどんのくたくた煮
味付け前のくたくたに煮たうどん、にんじん、ほうれん草の葉先を細かく刻む。鶏肉は皮を除いてさらに細かくする。
後期:煮込みうどん
うどんは1~2cmに切る。ほうれん草の葉先と皮を除いた鶏肉は食べやすいように細かく刻む。めんつゆは3~4倍程度にうすめる。卵を加えるときは、完全に火が通ったものを使う。
ごはん(2膳)・白身魚のホイル焼き・ひじき煮
中期:ひじきがゆ・お魚の野菜添え
ひじき煮をお湯で洗って塩分を十分に除いてから細かく刻み、かゆに混ぜる。
ホイル焼きの魚を取り分けてほぐし、野菜を刻んで水溶き片栗粉でとろみをつける。
後期:ひじきがゆ(軟飯)・お魚の野菜添え
ひじき煮をお湯で洗ってからかゆ(又は軟飯)に混ぜる。
ホイル焼きの魚は食べやすい大きさにほぐし、野菜は食べやすい大きさに切って添える。
果物・牛乳
トースト・ほうれん草入りオムレツ・バナナヨーグルト
中期:パンがゆ・刻みほうれん草・バナナヨーグルト
食パンは育児用ミルク又は牛乳で煮る。
茹でたほうれん草は細かく刻む。トマトは皮と種を除いて刻む。
バナナはつぶしてヨーグルトで和える。
後期:食パン・ほうれん草入りオムレツ・バナナヨーグルト
食パンは食べやすい大きさに切る。(軽くトーストしても良い。)
茹でたほうれん草は細かく刻んでからオムレツにする。トマトは皮と種を除いて食べやすい大きさに切る。
バナナを刻んでヨーグルトで和える。
ごはん(2膳)・大根と豚肉の煮物・小松菜のごま和え
中期:おかゆ・大根の煮物(+とりそぼろあん)・刻み小松菜
大根は味がしみる前にやわらかく煮えたら取り出し、ささみそぼろ(別に作っておく。)をかけてとろみをつける。(ベビーフードの鶏ペーストなどをかけるのも良い。)
小松菜は葉先の部分を軟らかく茹でてから細かく刻む。
後期:おかゆ(軟飯)・豚肉と大根の煮物・小松菜のごま和え
豚肉と大根は味がしみる前に取り出して、食べやすい大きさに切る。(肉が食べにくいときはとろみをつけても良い。)
小松菜は葉先の部分を細かく刻み、すりごまと砂糖・しょうゆ少々で和える。
ごはん(2膳)・鮭の塩焼き・なすの煮びたし・みそ汁(しめじ、油揚げ)
中期:鮭のおかゆ・なすの煮びたし
焼いた鮭の身をほぐし、お湯につけて塩抜きしてかゆに混ぜる。
なすを細かく刻み、だし汁に水溶き片栗粉でとろみをつけてかける。
後期:おかゆ(軟飯)・鮭の塩焼き・なすの煮びたし・みそ汁
焼いた鮭の身を一口大にほぐす。(塩味がきついときはお湯につけて塩抜きする。)
なすは、食べやすい大きさに刻む。
みそ汁は、しめじと油揚げを取り出し、3~4倍程度に薄める。
果物・チーズ
おにぎり・サバの水煮缶・大根おろし・みそ汁(じゃが芋、にんじん)
中期:おかゆ・ツナ水煮缶の大根おろし煮・じゃが芋とにんじんの煮つぶし
ツナ水煮缶の汁を切り、大根おろしに入れて煮る。(大根おろしが辛くないときは、生のままでも良い。)
みそ汁のじゃが芋とにんじんが軟らかく煮えたらみそを入れる前に取り出してつぶす。
後期:ひとくちおにぎり・さばの水煮缶の大根おろし煮・みそ汁
鮭をほぐして軟飯にまぜてにぎる。(もみ海苔をまぶしても良い。)
さばの水煮缶の汁を切り、骨を除いて大根おろしに入れて煮る。(大根おろしが辛くないときは、生のままでも良い。)
みそ汁の具材を食べやすい大きさに刻み、汁を3~4倍程度にうすめる。
卵チャーハン・海藻サラダ
中期:卵とわかめ入りのおかゆ・刻みトマト
卵黄に慣れていたら、おかゆに溶き卵と細かく刻んだわかめを入れて十分に火を通す。
トマトは皮と種を除いて刻む。
後期:やわらか卵チャーハン・海藻サラダ
味付け前の卵チャーハンを取り分けて水を入れ、電子レンジにかけて軟らかくする。
わかめはお湯で茹でて軟らかくなったら、食べやすく刻む。トマトは皮と種を除いて食べやすく切る。きゅうりは皮をむいてスティック状に切る。
ミートソースパスタ・野菜スープ
中期:パスタの野菜あんかけ
味付け前の野菜スープの野菜を細かくきざみ、煮汁とともに加熱して水溶き片栗粉を加えてとろみをつけておく。軟らかく茹でて刻んだパスタとからめる。
後期:ミートソースパスタ・野菜スープ
茹でたパスタと少量のミートソースをからめて小鉢に盛り、キッチンバサミでめんを1~2cmに切って仕上げる。野菜スープは出来上がりを取り分け、3~4倍程度にうすめる。
果物・牛乳
パンケーキ・豆乳とクリームコーンのスープ
中期:パンがゆ・豆乳とクリームコーンのスープ
食パンは、育児用ミルク又は牛乳で煮る。
スープは、味付け前に取り分ける。
後期:パンケーキ・豆乳とクリームコーンのスープ
パンケーキは、薄く焼いて、食べやすく切る。
スープは、豆乳か牛乳で3~4倍程度にうすめて電子レンジで加熱する。
オムライス・ミネストローネ・りんご
中期:おかゆ・野菜のトマトスープ・りんごのすりおろし
味付けする前のミネストローネから軟らかく煮えた野菜を取り出し、あらみじん切りにする。煮汁を加える。
りんごは皮をむいてすりおろす。(ざらざらした食感をいやがるときは、電子レンジで加熱してからすりつぶし、お湯を足して固さを調整する。)
後期:やわらかオムライス・ミネストローネ・煮りんご
うすく味付けしたチキンライスに水を加え、電子レンジで加熱してやわらかくする。牛乳を多めに入れて軟らかく仕上げた薄焼き卵でチキンライスを包む。
ミネストローネを取り分け、3~4倍程度にうすめる。
りんごは皮をむいて、煮るか電子レンジにかけて歯茎でつぶせる固さにし、食べやすく切る。
ごはん(2膳)・シュウマイと豆腐の野菜スープ煮・三色ナムル
中期:おかゆ・豆腐の野菜あんかけ
シュウマイと豆腐の野菜スープ煮の野菜を味付け前に取り出して細かく刻み、煮汁と一緒に加熱して水溶き片栗粉を加えてとろみをつける。豆腐を取り出して器に盛り、野菜あんかけをかける。
後期:おかゆ(軟飯)・シュウマイと豆腐の野菜スープ煮・三色ナムル
シュウマイと野菜のスープ煮の具材をうすく味をつけた時点で取り出し、食べやすい大きさに切る。
うすく味付けしたナムルの野菜を取り分け、細かく刻む。
ヨーグルト
コーンフレーク・牛乳・卵サラダ
中期:コーンフレークのミルク煮・ゆで卵・温野菜
コーンフレークはプレーンタイプを細かく砕き、育児用ミルク又は牛乳で煮る。
固ゆで卵の卵黄をほぐす。(食べにくいときはお湯でのばす。)
サラダの野菜(レタス)は茹でてから、トマトは種と皮をのぞいてあらみじん切りにする。
後期:コーンフレーク・卵サラダ
コーンフレークはプレーンタイプを砕き、育児用ミルクか加熱した牛乳をかける。
固ゆで卵はあらみじん切りにしてマヨネーズ少量で味付けした時点で取り出し、茹でたレタス、種と皮を除いたトマトに添える。(全卵が使えたら、マヨネーズを使用しても良い。)
トースト・ミートボール・かぼちゃグラタン
中期:パンがゆ・かぼちゃムース・ベビーフード(魚・肉・卵・大豆製品を使った物)
食パンは育児用ミルク又は牛乳で煮る。
かぼちゃは皮を除いてあらくつぶし、水溶き片栗粉を加えて加熱し、固さを調節する。
後期:食パン・かぼちゃグラタン・ベビーフード(魚・肉・卵・大豆製品を使ったもの)
食パンは食べやすい大きさに切る。(軽くトーストしても良い。)
グラタンを取り分け、牛乳を加えて3~4倍程度にうすめ、電子レンジで加熱する。
ごはん(2膳)・マグロのお刺身・野菜炒め
中期:おかゆ・マグロのあんかけ・刻み野菜のとろとろ煮
マグロは軽く小麦粉をまぶし、うすく油をしいたフライパンでしっかり焼く。だし汁にしょうゆと砂糖少々、水溶き片栗粉を加えてとろみをつけ、あんを作ってマグロにかける。(食べるときは食べやすくほぐす。)
野菜炒めに使う野菜を取り分けて細かく刻み、だし汁で煮て、水溶き片栗粉でとろみをつける。
後期:おかゆ(軟飯)・マグロのスティック煮・野菜の炒め煮
マグロは食べやすく切って片栗粉をまぶし、だし汁にしょうゆと砂糖少々を入れて煮る。
うすく味付けした野菜炒めを取り分け、水を加えて煮る。キッチンバサミで食べやすい大きさに切る。
果物
ロールパン・高野豆腐のシチュー
中期:パンがゆ・高野豆腐のシチュー
食パンは育児用ミルク又は牛乳で煮る。
高野豆腐のシチューは煮えたじゃが芋、にんじん、玉ねぎを取り出し、あらみじん切りにする。味付け前の煮汁を小鍋にとり、野菜を加えて火にかけ、米粉を牛乳で溶いたもの又は水溶き片栗粉を加えてとろみがつくまで煮る。茹でてあらみじん切りにしたブロッコリーを加えて完成。
後期:ロールパン・高野豆腐のシチュー
ロールパンは食べやすく切る。
高野豆腐のシチューは、出来上がりを取り出し、牛乳で3~4倍程度にのばして電子レンジにかける。具材が大きければキッチンバサミなどで食べやすい大きさにする。
ごはん(2膳)・鶏肉のトマト煮・ポテトサラダ
中期:トマトリゾット・マッシュポテト
味付け前のトマト煮の具材を細かく刻み、煮汁とごはんを加えてやわらかく煮る。
茹でたじゃが芋、にんじんをマッシュして牛乳を加えて火にかけ、なめらかにする。
後期:トマトリゾット・ポテトサラダ
味付け前のトマト煮の具材を刻み、煮汁とごはんを加えて煮る。(塩少々で味付けしても良い。)
うすく味をつけたポテトサラダを取り分ける。(全卵が使えたら、マヨネーズを使用しても良い。)
ごはん(1膳)・サンマのみそ煮・かぶのやわらか煮
中期:しらす干し入りかゆ・かぶのやわらか煮
しらす干しはお湯をかけて塩抜きしてからかゆに入れて煮る。
味付け前の軟らかく煮えたかぶ、かぶの葉の葉先、にんじんは、あらみじん切りにしてだし汁をかける。(水溶き片栗粉でとろみをつけても良い。)
後期:ごはん・サンマの煮ほぐし・かぶのやわらか煮
サンマはお湯をかけてから食べやすくほぐす。(小骨に注意する。)
軟らかく煮えたかぶのやわらか煮の具材を取り分け、お湯をかけて味をうすめ、食べやすい大きさに切る。
カフェオレ
ごはん(2膳)・わかめ入り卵焼き・ほうれん草のツナあえ
中期:わかめ入り卵がゆ・刻みほうれん草のツナ和え
わかめは細かく刻んでおかゆに入れ、全卵が使えたら溶き卵を加えて完全に火を通す。
茹でたほうれん草の葉先を細かくきざみ、ほぐしたツナの水煮缶で和える。
後期:おかゆ(軟飯)・わかめ入り卵焼き・刻みほうれん草のツナ和え
わかめは細かく刻んで溶き卵に入れて焼く。(だし汁を加えると柔らかく仕上がる。)
茹でたほうれん草の葉先を刻み、ほぐしたツナの水煮缶で和える。
チキンカレーライス・野菜サラダ
中期:おかゆ・じゃがいもの煮つぶし・温野菜のとりそぼろあんかけ
チキンカレーのルウを加える前に、じゃが芋、にんじん、玉ねぎを小皿に取り、フォークの背で押しつぶす。
チキンカレーの鶏肉も、野菜と一緒に取り出して皮を除いて細かく刻み、煮汁を加えて水溶き片栗粉であんを作る。野菜サラダの茹でたブロッコリーをあらみじん切りにしてあんをかける。
後期:おかゆ(軟飯)・鶏じゃが・野菜サラダ
チキンカレーの材料が煮えたら汁ごと取り分け、鶏肉は刻む。しょうゆと砂糖少々を加え、さっと煮る。
野菜サラダのブロッコリーや種と皮を除いたトマトは食べやすい大きさにする。(マヨネーズとヨーグルトを合わせたソースなどで味付けしても良い。)
寄せ鍋・ごはん(1膳)
中期:寄せ鍋(うどん、豆腐、たら、大根、にんじん、白菜)
煮えた具材を取り分け、お湯につけて味をうすめ、あらみじん切りにする。
※鍋の具材に海老や豚肉を入れるときは、離乳食の分を取り分けてから入れる。
後期:寄せ鍋(うどん、豆腐、たら、大根、にんじん、白菜、豚肉)
煮えた具材を取り分け、お湯をかけて味をうすめ、食べやすい大きさに切る。鍋つゆは3~4倍程度にうすめる。
果物・牛乳
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