自然を楽しみながら健康づくり～中の川お花見ウオーキング

5月6日午前10時から、富丘西宮の沢まちづくり協議会主催の「中の川お花見ウオーキング」が開催され、地域の住民93人が参加した。

この催しは、富丘西宮の沢地区健康づくり事業の一環として、手稲区の桜の名所である中の川緑地を歩くことで、風景を楽しみながら健康づくりに取り組む機会を提供する目的で例年行われているもの。令和2年度および令和3年度は新型コロナウイルス感染症対策のため中止としたことから、3年ぶりの開催となった。

参加者は、富丘西宮の沢会館（手稲区富丘2条2丁目）で参加登録をし、参加賞のお茶を受け取った後、中の川緑地内の遊歩道に向け、各々出発していった。例年は、協議会ボランティア先導のもと一斉に出発していたが、今年は参加者の密集を避けるため、自由な時間に各々出発する形式とした。

コースは富丘西宮の沢会館から中の川桜橋（手稲区富丘1条3丁目）までの遊歩道往復約2キロメートル。今年は桜の開花が早かった影響で満開の桜並木道とはならなかったが、参加者は晴天の中、新緑の木々や川のせせらぎ、野鳥などの観察を楽しみながら、軽快に歩いていた。

参加者の女性は、「足のけがのリハビリのために参加した。自分のペースで歩けるのがありがたい。自然の中を歩くのは気持ちが良い」と笑顔で話していた。