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ホーム > 手稲区“まちのできごと”紹介 > まちのできごと2023(令和5年度) > 地域独自のマニュアルを用いた避難所体験~新陵中学校で避難所開設体験会を実施

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更新日:2024年1月18日

地域独自のマニュアルを用いた避難所体験~新陵中学校で避難所開設体験会を実施

避難者を名簿で受付する様子 避難スペースを区割りする様子 備蓄品を確認する様子 段ボールベッドの組み立てを体験する様子

1月10日(水曜日)10時から、新陵中学校(手稲区新発寒5条4丁目)で避難所開設体験会が開催され、避難所運営委員会(下立実(しもだて・みのる)会長)のメンバーをはじめ、地域住民、学校関係者、手稲区職員など約80人が参加しました。

新発寒地区では、町内会やPTAなどの地域のまちづくり団体で構成された新発寒地区まちづくり委員会(中川健二(なかがわ・けんじ)会長)が中心となって、避難所ごとに地域独自の避難所運営マニュアルを作成しています。この体験会は、災害発生時の迅速かつ円滑な避難所運営を可能にするため、同マニュアルに基づく避難所開設を体験し、課題・改善点を精査することを目的として実施したもの。

参加者は、地震発生から避難所開設までの一連の流れを体験しました。運営側のスタッフは、災害発生後、速やかに施設の安全点検を行った後、避難者側として参加した地域住民を名簿で確認し、避難所へと誘導。その後、避難者の状況に応じて避難スペースの区割りを行ったほか、区災害対策本部への状況報告や支援要請の手順などを、本番さながらのやりとりを交えて確認しました。

また、避難所で提供される食事や備蓄品に関して、品目や使い方などが紹介されました。参加者は段ボールベッドや簡易トイレを自分の手で組み立てながら、正しい使い方や注意点などを念入りに確認していました。多くの避難者が集まった場合にプライバシーを確保する手段や、段ボールベッドを設置した場合にどれくらいの人数が収容できるのかなど、具体的な状況を想像しながら、質問や意見交換を行う姿も見られ、地域の防災意識の高さがうかがえました。

 

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