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カードの【マメ知識】にも書いておりますが、札幌市の水道水は全て川の水から作られています。水道水になる川の水をどのような方法で浄水場に取り入れているのか、想像できますでしょうか。
札幌市の浄水場の多くでは、川の途中に「取水堰」という水をせき止める「堰」を設け、そこにせき止められた水を取水する方法で川の水を取り入れています。
その「取水堰」を撮影したのがカードNo.1の写真です。
これに対して、札幌市内で唯一川の水をせき止めずに川が自然に流れている途中で川底から取水しているのがカードNo.6の宮町浄水場の川底取水です。
宮町浄水場は星置川・滝の沢川の二つの川を水源としており、手稲金山の緑豊かな環境で水を取り入れています。
川底取水では、川の下にコンクリート等で「溝」をつくり、川上から川下に流れていく水の一部を溝に取入れています。溝に集まった川の水は、沈砂池を経由して砂などを取り除いて浄水場に送られます。
写真の赤囲みの部分、川底に鉄枠のようなものが見えるかと思います。これは「スクリーン」と言われており、このスクリーンが設置されていることで、葉っぱなどの大きな不純物が入らないようにしながら、水だけを「溝」に取り入れます。川の下にあるので見えませんが、この赤囲みのスクリーンの下には水を貯めるための「溝」があります。
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