• ホーム
  • 利用者のみなさまへ
  • 事業者のみなさまへ
  • 事業の紹介
  • ご意見・ご提案

ホーム > 事業の紹介 > 水質の管理 > 水質管理計画 > 水質基準項目(51項目)

ここから本文です。

更新日:2021年3月4日

水質基準項目(51項目)

分類

項目

基準値

説明

健康に関連する項目

細菌

1

一般細菌 集落数100個/mL以下 環境中に広く存在します。多い場合は、病原性生物に汚染されている疑いがあります。水道水中では塩素で消毒されています。

2

大腸菌 検出されないこと

重金属

3

カドミウム及びその化合物 0.003mg/L以下 イタイイタイ病の原因物質です。電池等に使用されています。

4

水銀及びその化合物 0.0005mg/L以下 水銀灯や電極等に使用されており、有機水銀化合物は、水俣病の原因物質です。

5

セレン及びその化合物 0.01mg/L以下 硫黄鉱床から産出し、光電池・整流器等に使用されています。

6

鉛及びその化合物 0.01mg/L以下 鉛管から溶出しますが、現在札幌市内では、鉛製の給水管はほとんど残っておりません。

7

ヒ素及びその化合物 0.01mg/L以下 環境中に広く存在します。河川では温泉水に由来する場合もあります。

8

六価クロム化合物 0.02mg/L以下 メッキ廃水による土壌や地下水の汚染例があります。

無機物

9

亜硝酸態窒素 0.04mg/L以下 窒素化合物の形態の一つです。赤血球と反応し、酸素運搬機能を阻害します。

10

シアン化物イオン及び塩化シアン 0.01mg/L以下 河川水に検出されることはまれで、メッキ廃水・金属精錬廃水等の工場排水に含まれる場合があります。シアン化物イオンが塩素処理されると塩化シアンに変化しますが、不安定ですぐに分解します。

11

硝酸態窒素及び亜硝酸態窒素 10mg/L以下 河川水では、窒素肥料散布・生活排水に由来する場合もあります。大部分は硝酸態窒素として存在しています。

12

フッ素及びその化合物 0.8mg/L以下 地質に起因します。工場排水による場合もあります。

13

ホウ素及びその化合物 1.0mg/L以下 天然には、ほう酸として存在し、火山地帯の温泉水に含まれる場合があります。

有機物

14

四塩化炭素 0.002mg/L以下 いずれの物質も揮発性で、地表水(河川水等)を汚染しても比較的容易に大気中に揮散します。
しかし、土壌に浸透し地下水を汚染すると、地下に安定な形で閉じこめられる形となり、長期にわたって汚染が継続します。

15

1,4-ジオキサン 0.05mg/L以下

16

シス-1,2-ジクロロエチレン及びトランス-1,2-ジクロロエチレン 0.04mg/L以下

17

ジクロロメタン 0.02mg/L以下

18

テトラクロロエチレン 0.01mg/L以下

19

トリクロロエチレン 0.01mg/L以下

20

ベンゼン 0.01mg/L以下

消毒副
生成物

21

塩素酸 0.6mg/L以下 塩素酸・臭素酸以外は、水道水を塩素消毒することによって、水中の有機物と塩素が反応して生成するものです。
クロロホルム、ジブロモクロロメタン、ブロモジクロロメタン、ブロモホルムの量の総和が総トリハロメタンです。トリハロメタンは発ガン性を考慮して決められた初めての水質項目です。
塩素酸は浄水場で消毒に使用する次亜塩素酸ナトリウムの中に不純物として含まれる場合があります。
臭素酸は水道水をオゾン殺菌することによって水中の有機物とオゾンが反応して生成するものです。また、浄水場で消毒に使用する次亜塩素酸ナトリウム中に不純物として微量に含まれている場合があります。

22

クロロ酢酸 0.02mg/L以下

23

クロロホルム 0.06mg/L以下

24

ジクロロ酢酸 0.03mg/L以下

25

ジブロモクロロメタン 0.1mg/L以下

26

臭素酸 0.01mg/L以下

27

総トリハロメタン 0.1mg/L以下

28

トリクロロ酢酸 0.03mg/L以下

29

ブロモジクロロメタン 0.03mg/L以下

30

ブロモホルム 0.09mg/L以下

31

ホルムアルデヒド 0.08mg/L以下
性状に関連する項目

32

亜鉛及びその化合物 1.0mg/L以下 溶出亜鉛濃度が1mg/Lを超えると、白濁したり、お茶の味が悪くなったりします。

33

アルミニウム及びその化合物 0.2mg/L以下 浄水場では凝集剤としてアルミニウム系薬品を使用しておりますが、ほとんどは浄水場で除去されます。

34

鉄及びその化合物 0.3mg/L以下 古い水道管の錆が多量に含まれると赤水となり、色濁り、金属臭味がつき、布地などを着色します。

35

銅及びその化合物 1.0mg/L以下 銅製の給水管から溶出することがあります。多量に含まれると金属味がします。

36

ナトリウム及びその化合物 200mg/L以下 自然界に広く分布し、温泉水等に由来して高濃度になる場合があります。

37

マンガン及びその化合物 0.05mg/L以下 主に地質に起因しますが、鉱山廃水で高濃度になる場合もあります。多量に含むと味覚を損ないます。

38

塩化物イオン 200mg/L以下 自然界に広く分布し、温泉水等に由来して高濃度になる場合もあります。多量に含むと味覚を損ないます。

39

カルシウム・マグネシウム等(硬度) 300mg/L以下 いわゆる代表的なミネラル分です。高濃度で味覚を損ない(渋味)、石鹸の泡立ちを阻害します。

40

蒸発残留物 500mg/L以下 水の中に含まれている物質の総量です。

発泡

41

陰イオン界面活性剤 0.2mg/L以下 洗剤の成分です。泡立つ濃度を考慮し、基準値が決められております。

におい

42

ジェオスミン 0.00001mg/L以下 いわゆるカビ臭の原因物質です。ジェオスミンはカビ臭い臭気、2-メチルイソボルネオールは墨汁のような臭いを持っています。

43

2-メチルイソボルネオール 0.00001mg/L以下

発泡

44

非イオン界面活性剤 0.02mg/L以下 洗剤の成分です。泡立つ濃度を考慮し、基準値が決められております。

におい

45

フェノール類 0.005mg/L以下 微量でも消毒用塩素と反応してクロロフェノールを生成し、水道水に異臭味を与えます。

46

有機物(全有機炭素(TOC)の量) 3mg/L以下 有機物汚染の指標です。多量に含まれると水道水の味を損ないます。

基礎的
性状

47

pH値 5.8以上8.6以下 酸性、アルカリ性を示す指標で、pH7が中性です。水の基本的な性質を示す指標のひとつです。

48

異常でないこと  

49

臭気 異常でないこと  

50

色度 5度以下 基準値は、肉眼でほとんど無色と認められる限度です。

51

濁度 2度以下

前のページへ

このページについてのお問い合わせ

札幌市水道局給水部水質管理センター

〒064-0942 札幌市中央区伏見4丁目6

電話番号:011-563-7003

ファクス番号:011-551-0993

ページの先頭へ戻る ページの先頭へ戻る