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札幌市水道局は、水道メーターを分解・分別することで、「ごみを減らす」(リデュース)に貢献しています!また、ガラスをリサイクルして処分にかかる費用も減らしています。そのほか、「障がいのある方を応援する」(障がい福祉)、「子どもたちに遊びと学びの場を与える」(児童厚生)など社会貢献にも取り組んでおり、障がいのある方が働く施設や児童会館とのつながりによって立派な資源として生まれ変わっています。
一般的な水道メーターは、計量法という法律で有効期限が8年間と定められています。そのため、水道メーターは8年に1回の交換が必要になりますが、札幌市水道局では、これを2回修理し、計24年使ったあと廃棄(金属部分は売却)していました。
金属とそれ以外の部分に分けると、金属に付いていた余計な物がなくなり、価値が上がるので、高く売ることができます。
そこで、「元気ジョブアウトソーシングセンター」(札幌市委託事業)に依頼し、市内3カ所の障がいのある方が働く施設(※)で水道メーターを分解・分別する仕事を行っています。
毎年約20,000個ほどを分解・分別しています。
分別された金属はリサイクル事業者に売り、新たな製品の原料になります。プラスチックの一部は費用を払ってリサイクルし燃料となります。残ったガラスはリサイクルできないので、埋め立て処分していました。
また、新たな取り組みとして、さっぽろ青少年女性活動協会に協力してもらい、児童会館およびミニ児童会館に無料でガラスを配ることにしました。子どもたちには世界に一つしかないオリジナルの作品を作ってもらいたいです!
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