ここから本文です。
社会を明るくする運動は、すべての国民が、犯罪や非行の防止と罪を犯した人たちの更生について理解を深め、それぞれの立場において力を合わせて、犯罪や非行のない明るい社会を築こうとする全国的な運動です。
白石区では、「心豊かな青少年をはぐくむ札幌市民運動」と連動しながら、この運動を推進しています。
白石区では、社会を明るくする運動の強調月間である7月に、「社会を明るくする運動白石区推進委員会」との共催で、白石区民大会を開催しています。令和4年は、犯罪や非行のない明るい社会の実現に向けて、下記のとおり講演会等を行います。
日時 |
2022年7月4日(月曜日)14時00分から15時30分まで ※受付は13時00分から |
---|---|
場所 |
札幌コンベンションセンター(札幌市白石区東札幌6条1丁目1-1) 2階 小ホール |
講演会 (動画) |
【講演テーマ】 北海道大学病院附属司法精神医療センターについて ~加害者を治療・ケアするということ~ 【講師】 北海道大学病院附属司法精神医療センター センター長 賀古 勇輝 氏
(講師紹介) 医学博士。専門分野は、司法精神医学、統合失調症、気分障害、摂食障害、認知行動療法。 北海道大学大学院医学研究院精神医学教室の医局長等を経て、令和4年4月に開院した北海道大学病院附属司法精神医療センターのセンター長を務める。 また、日本精神神経学会の代議員や日本司法精神医学会の評議員を務めており、精神医学の分野における講演会等を各地で行っている。 |
費用 | 無料 |
その他 | 新型コロナウイルス感染症の影響により、大会が中止となる場合がございますので、当ホームページで最新の情報をご確認ください。 |
白石区市民部地域振興課まで、電話(平日8時45分から17時15分まで)またはFAXにてお申し込みください。
電話:011-861-2422
FAX:011-861-2775
社会を明るくする運動白石区民大会担当あて
第72回社会を明るくする運動第47回白石区民大会チラシ(チラシ裏面が申込用紙になります。)(PDF:993KB)
令和3年は新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のため、オンライン開催といたしました。
第71回社会を明るくする運動第46回白石区民大会チラシ(PDF:204KB)
社会を明るくする運動白石区推進委員会委員長の小牧でございます。
このたびは「第71回社会を明るくする運動第46回白石区民大会」のホームページをご覧いただきありがとうございます。
社会を明るくする運動は、法務省が進める全国的な取組であり、犯罪や非行の防止と、罪を犯した人たちの更生について理解を深め、それぞれの立場において力を合わせ、安全で安心な地域社会を築くことを目的としています。
昨今の犯罪の動向をみると、刑法犯の認知件数は戦後最少となっていますが、そのうち約半数が再犯者による犯罪です。このため、国は「再犯防止推進計画」を策定し、そのなかで重点課題の一つとして、「民間協力者の活動の促進、広報・啓発活動の推進」を掲げています。
私たち、社会を明るくする運動白石区推進委員会は、地域の各種団体の協力のもと、啓発活動を行っています。特に毎年7月には、白石区との共催で区民大会を開催しており、今年で46回目を迎えます。
例年は講演会やミニコンサートを行っておりましたが、依然として新型コロナウイルス感染症が収束していません。そこで、今年はオンライン開催とし、精神科医でいらっしゃる阿部幸弘先生にご講演いただけることになりました。
本大会を通じて、社会を明るくする運動の趣旨に共感していただき、これから安全で安心な地域社会の実現に向けて行動を共にしていただけると幸いです。
最後に、本大会の開催にご尽力いただきました関係諸機関の益々のご発展と、ご覧いただいた皆様方のご健勝を心よりお祈り申し上げまして、私からの挨拶とさせていただきます。
社会を明るくする運動白石区推進委員会 委員長 小牧 豊治
講師 阿部 幸弘 氏(精神科医・こころのリカバリー総合支援センター理事長)
精神科医として入院中心の治療から外来精神療法、地域保健を経験し、現在、「こころのリカバリー総合支援センター」の理事長として勤務。
心の病の患者だけでなく、交通事故などで高次脳機能障害になった患者や青年期の社会的不適応(いわゆる「ひきこもり」問題など)にも対応し治療をしているほか、札幌市からの委託を受けて「札幌市ひきこもり地域支援センター」の運営も行う。
他に個人活動として、ボランティア・カウンセラーの育成に長く携わり、「北海道犯罪被害者相談室」等の民間団体で技術的サポートを行っている。
講演動画 ※収録日 令和3年7月1日 | |
前半(30分38秒) | 後半(24分37秒) |
※全画面表示推奨 |
※全画面表示推奨 |
上記動画の掲載URLはこちら (札幌市公式Youtubeのページに移動します。) |
上記動画の掲載URLはこちら
(札幌市公式Youtubeのページに移動します。) |
テキスト版はこちらをご覧ください。 |
令和3年6月28日、第71回社会を明るくする運動内閣総理大臣メッセージ伝達式を行い、小牧推進委員長が鈴木白石区長に内閣総理大臣メッセージを手渡しました。
![]() |
![]() |
社会を明るくする運動白石区民大会宣言文
この度、町内会をはじめ、保護司会、青少年育成委員会、民生委員児童委員協議会、学校及びPTA連合会などの関係機関の協力のもと、「第71回社会を明るくする運動・第46回白石区民大会」がオンライン開催されましたことは、誠に意義深いものがあります。
近年、犯罪件数は減少傾向にありますが、その内訳をみると、高齢者を狙った特殊詐欺といった匿名性の高い犯罪や、児童虐待のように家族など私的な関係の中で発生する犯罪が増加しています。また、その約半数が過去に犯罪を起こした再犯者によるものです。
再犯防止には、地域社会が犯罪や非行をした人を再び受け入れ、再出発を支えることが不可欠です。コロナ禍で日常が一変した今、人と人とのつながりの大切さが再認識されています。「誰一人取り残さない」環境を作るために、地域住民一人ひとりが、安全で安心な地域社会を築くためにできることを考え、取り組まなければなりません。
本大会の名のもとに、「犯罪や非行に陥らないよう地域で支えよう」を目標とし、「心豊かな青少年をはぐくむ札幌市民運動」と連動しながら、犯罪・非行のない明るく住み良い白石区にすることを誓います。
右 宣言します。
令和3年7月13日 第71回社会を明るくする運動 第46回白石区民大会
更生保護とは | 犯罪や非行をした人の立ち直りを社会の中で見守り、地域のチカラで支えていく。それが更生保護という取り組みです。更生保護は、保護司会や更生保護女性会、更生保護施設、協力雇用主など、多くのボランティアによって支えられています。 |
保護司 | 保護司は、犯罪や非行を犯した人の立ち直りを、地域で支えるボランティアです。日常的な指導や援助のほか、刑務所や少年院に入っている人の帰住環境の調整や相談、犯罪予防活動を行っています。 |
更生保護女性会 | 地域社会の犯罪・非行の未然防止のための啓発活動を行うとともに、青少年の健全な育成を助け、犯罪をした人や非行のある少年の改善更生に協力することを目的とするボランティア団体です。 |
更生保護施設 | 刑務所等から釈放された人や保護観察中の人で、身寄りがないなどの理由で、直ちに自立更生することが困難な人たちに対して、宿泊場所や食事を提供する民間の施設です。 |
協力雇用主 | 犯罪・非行の前歴のために定職に就くことが容易でない刑務所出所者等を、その事情を理解したうえで雇用し、改善更生に協力する民間の事業主です。 |
BBS会 | 様々な問題を抱える少年たちの健全な成長を支援するとともに、犯罪や非行のない地域社会を目指す青年ボランティア団体です。 |
保護観察官 | 専門知識に基づき、保護司と共に、罪を犯した人や非行のある少年の保護観察を実施し、地域社会の犯罪予防活動に関する事務を行っています。 |
関連リンク
PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe Acrobat Readerが必要です。Adobe Acrobat Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先から無料ダウンロードしてください。
このページについてのお問い合わせ
Copyright © City of Sapporo All rights Reserved.