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動画「小松菜農園を見てみよう!小松菜料理を作ってみよう!」は、札幌市YouTube公式チャンネルでご覧いただけます。
札幌市は道内有数の小松菜の生産地であることをご存知ですか?小松菜が大好きな、西区環境キャラクター「さんかくやまべェ」と一緒に、札幌市西区の小松菜農園にお伺いし、作業を見学させていただきました。
西区小別沢にある漆崎農園さんにお伺いしました。西区では、小松菜のハウス栽培が行われています。
まず初めに、整地の作業を見学させていただきました。トラクターを使って畑の土を平らにならし、種まきの準備をします。ビニールハウスの長さは60m。トラクターで往復して、整地を行います。
整地が終わったら、種まきを行います。漆崎農園さんでは、ベルト繰上げ式種まき機を使って種まきを行っています。種まき機にセットされている青色に見えるのが小松菜の種です。
種まき機を手で押しながら進めると、ベルトの回転によって土に溝をつけ、3.5cm間隔で土に種をおとし、土をかぶせるという、一連の作業を行うことができます。この方法では、間引きをせずに収穫まで小松菜を生育することができます。撮影を行った6月の場合、4~5日程度で発芽するそうです。
天井に設置された「頭上灌水(ずじょうかんすい)設備」により、ビニールハウス全体に水やりを行います。
種をまいてから6日目の小松菜です。小さな葉が2枚開いてます。
葉は3~4枚に育ち、丈も大きくなってます。ハウス内に、小松菜の綺麗な緑色がしっかりと見えるようになってきました。
小松菜の栽培において、一番大変なのは、害虫による被害です。虫に食べられてしまった小松菜は出荷することができません。気温が高くなるにつれて、虫の被害が増えるそうです。
撮影を行った6月の場合、種をまいてから40日程度で収穫の時期を迎えます。
小松菜の収穫は、1株1株手作業で行います。カマを使って1株ずつ根元から刈り取り、虫食いがあるものや、茎が折れた物などを取り除いて箱に詰めていきます。漆崎農園さんの1日の小松菜出荷量は360~400kg、2kg入りの箱が180~200箱になります。
撮影に協力して下さった漆崎農園さんは、2ヘクタールの農地に28棟のビニールハウスを持ち、小松菜の他、露地でとうもろこしやかぼちゃ、ピーマン等も栽培しています。小松菜をたくさん食べて、消費が増えると嬉しいと話して下さいました。
皆さんは、小松菜やその他の野菜を毎日食べていますか?野菜は、体の調子を整えるビタミンやミネラル、食物繊維を多く含み、バランスの良い食事に欠かせないものですが、残念ながら札幌市民は野菜不足ぎみです。
地元で生産された野菜は、生産者との距離が近いので、旬の野菜を新鮮なうちに食べることができます。また、地元での消費量が増えることで、地域の食にかかわる経済活動が活発になり、持続した生産ができるようになります。
札幌産のおいしい野菜、たくさん食べて健康な体をつくりましょう。
小松菜を使ったおすすめの料理をご紹介します。
(合わせ調味料)
※合わせ調味料は、市販のマーボー春雨の素に変更してもOK!
(合わせ調味料)
小松菜のおすすめ料理を3品ご紹介しました。小松菜は、骨を丈夫にするカルシウムや、貧血予防になる鉄を多く含む、おすすめの野菜です。また、料理をする時にも、アクが少ないので、下ゆでをせずにみそ汁の具などに使うことができます。普段に食卓に、ぜひ取り入れてみてくださいね。
札幌市西区で作られているおいしい小松菜、そして札幌市で作られている野菜、生産者の皆さんに感謝し、おいしくいただきましょう。
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