更新日：2011年2月25日

馬頭観世音碑

滝野の滝野神社境内にある碑。
三面八臂の馬頭観音像が刻まれている。昭和11年（1936年）、願主・里見小太郎が建立。当時、滝野は造材業が盛んであったことから祭ったものと思われる。
その後忘れ去られていたが、昭和45年（1970年）に滝野にゴルフ場建設作業が始まったところ、ブルドーザーが不審火で焼けたり、作業員の事故が起きたりした。このため、付近の山林を調べたところ、馬頭観世音が藪の中に横倒しになっているのが発見された。これを修復して祭祀を行ったところ、以後事故はなくなったという。近隣住民により毎年10月にお祭りを行っている。

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※「碑を訪ねて」は南区の郷土史の資料の充実を通じてふるさと意識の向上を図ることを目的に掲載しているものであるため、寺社等、札幌市が管理していないものも掲載しています。