ホーム > 清田区の出来事を紹介 > 令和7年12月12日 清田区災害時助け合い活動研修会「私の町内会の防災活動」を開催しました
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12月12日(金曜日)、清田区民センター(清田1条2丁目5-35)で、清田区災害時助け合い活動研修会「私の町内会の防災活動」が行われました。この研修会は、清田区保健福祉部が主催したもので、災害が起こる前の地域での備えとして何かできるか、日ごろの活動に前向きに取り組んでいる町内会・自治会の方に、地域での具体的な活動内容を紹介していただきました。会場には区内の町内会・自治会関係者や福祉のまち推進センター関係者など、約150人が参加しました。
研修会では、さっぽろ地域づくりネットワーク ワン・オールの髙村 亮太(たかむら・りょうた)氏の司会・進行のもと、3つの町内会・自治会の会長から活動の紹介がありました。
まず、北野中央自治会の岡本 諒(おかもと・まこと)会長から、災害時の安否確認や救助等を目的として、自治会として独自に全世帯に対し家族構成調査を行い、要配慮者の把握、支援者とのマッチングを行っていることが紹介されました。また、日ごろから顔の見える付き合いを大事にしており、「小さなお節介」を大事にしていることの説明がありました。
次に、南美しが丘町内会の竹下 勇(たけした・いさむ)会長より、地域住民の安全・安心な住み良いまちづくりを目指し、自主防災マップを独自に作成したことが紹介されました。マップ作成にあたっては、実際にまち歩き調査を行ったことや、作業分担をして進めたこと、一般事業所や福祉施設などの幅広い支援があって完成に至ったこと、その後全戸に防災マップを配布したことの説明がありました。
最後に、清田有楽町内会の佐藤 静也(さとう・せいや)会長から、町内会エリアの地理上の特徴から、指定避難所に向かうのが困難な世帯のために町内会館を短期間の収容場所として位置づけたこと、併せて必要備品を常備していることが紹介されました。また、札幌市から避難行動要支援者名簿情報の提供を受け、個別避難計画を作成していること、また、老人クラブとの連携を取りながら、日ごろから積極的に地域交流の場を設けていることの説明がありました。
最後に保健福祉課から、「避難行動要支援者名簿」の活用、「札幌市誰もが住みやすいあんしんのまちコーディネート事業」の紹介、災害時助け合い活動の出張説明の案内があり、来場者から個別に質問があるなど、地域での備えについて関心を深めていました。


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