ホーム > 清田区の出来事を紹介 > 令和7年12月3日 講義や寸劇、脳トレも。清田中央地区で認知症講座が開催されました
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12月3日(水曜日)、清田老人福祉センターにて、清田中央地区町内会連合会主催による「知って安心!認知症のキホン講座」が開催されました。当日は、清田中央地区福祉のまち推進センターをはじめ、区保健福祉部、社会福祉協議会、包括支援センター、介護予防センターなど、多くの関係機関の協力のもと、地域一体となって認知症への理解を深める貴重な時間となりました。

講座は、清田中央地区町内会連合会の鈴木亨(すずき・とおる)会長による開会挨拶から始まりました。前半の講義では、清田区保健福祉課の保健師である吉田麻耶(よしだ・まや)さんより「清田中央地区の高齢化の現状」について、続いて第2地域包括支援センターの社会福祉士である上村泰(かみむら・ゆたか)さんより「認知症の基本知識と早期発見のポイント」について解説がありました。具体的なデータや専門的な見地からのお話に、参加者は熱心に耳を傾けていました。

続いて行われた「認知症になっても安心して暮らせる地域の事例」と題した寸劇では、実際の暮らしの中での関わり方を分かりやすく学ぶことができました。また、後半は介護予防センター清田中央の川村京子(かわむら・きょうこ)さん指導の下、「座って出来る脳トレ体操」で体を動かしてリフレッシュしたほか、認知症当事者によるビデオメッセージを視聴し、当事者の方の思いに触れる機会も設けられました。

会の締めくくりには、清田区保健福祉部の石田省子(いしだ・しょうこ)部長よりご感想をいただき、盛況のうちに終了いたしました。これから認知症の方が増えていく中で、地域全体で理解を深め、支え合っていくことが大切です。今回ご登壇された関係機関では、認知症に関する個別の相談も受け付けておりますので、心配事などがある場合はお一人で抱え込まず、ぜひお近くの専門機関へご相談ください。

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