ホーム > 清田区の出来事を紹介 > 令和7年7月26日 北野ふれあい夏まつり~惜別のラスト花火。滲む光は雨か涙か~
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7月26日(土曜日)、北野地区最大のイベントである第33回北野ふれあい夏まつりが、厚別川(あしりべつ川)にかかる北野ふれあい橋付近を会場に盛大に開催されました。今年も例年通り、多くの来場者で賑わい、活気あふれる一日となりました。
祭り開始を告げるバンド演奏が会場を盛り上げると、ステージでは北野響楽太鼓による力強い太鼓の音、札幌北野少年少女合唱団の澄み切った歌声が響き渡り、ダンスチームやYOSAKOIチームが躍動感あふれるパフォーマンスを披露。子どもたちは日ごろの練習の成果を存分に発揮し、観客を魅了しました。ステージには、プロ顔負けの技術を持った大人たちも多数出演し、地域住民が一体となって祭りを作り上げていることが伝わってきました。
会場には、食欲をそそる香りを漂わせる飲食店がずらりと並び、来場者は地元の名店の味を堪能していました。また、新鮮な地元野菜や特産品を扱う農産品販売のブースも大人気で、多くの人が買い物を楽しんでいました。各ブースには、地域の魅力がぎゅっと詰まっており、訪れた人々は笑顔で交流を深めていました。
そして、夏まつりのクライマックスを飾るのは、やはり恒例の花火大会。約20分間、色とりどりの花火が夜空を華やかに彩りました。この祭りでの花火大会は今年で最後。清田の夏の風物詩との別れを惜しむかのように、打ち上げ直後から雨が降り始めました。しかし、雨にもかかわらず、来場者からは花火が打ち上がるたびに大きな歓声があがり、多くの人が最後の花火を心ゆくまで楽しむ姿が見られました。降りしきる雨粒が、まるで花火との別れを惜しむ涙のようにきらめき、記憶に残る一夜となりました。
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