ホーム > 清田区の出来事を紹介 > 令和7年5月28日 ゆめ田んぼ・あしりべつで児童が田植えに挑戦!~豊かな実り願う
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清田小学校敷地内に広がる水田「ゆめ田んぼ・あしりべつ」で5月28日(水曜日)、同校の5年生が田植えを体験しました。
この水田は、地域の青少年健全育成に尽力する札幌清田ライオンズクラブが、2005年に同校へ寄贈したもので、田植え体験は20回目の実施でした。かつて米どころとして知られた清田区内において、「ゆめ田んぼ・あしりべつ」は現在唯一の水田であり、札幌市内の小学校で校内に水田があるのは同校のみという貴重な存在です。児童たちは、この学習の場で米作りの醍醐味や奥深さを肌で感じています。
開会式では、児童代表が「地域の皆様と協力して、美味しいお米が収穫できるよう頑張ります」と、意気込みを述べました。札幌清田ライオンズクラブのメンバーからは、かつて清田区で米作りが盛んに行われていたことや田植えの際に注意することなどが説明され、児童たちは真剣な表情で聞き入っていました。
その後、浅山 信乃(あさやま・しの)区長も加わり、ライオンズクラブの指導のもと田植えが開始されました。晴れ空の下、子どもたちは素足で田んぼに足を踏み入れると、土の感触や水の冷たさに歓声を上げながらも、一本一本丁寧に苗を植え付けていきました。約70坪の水田に、皆で協力しながら約1時間かけてすべての苗が植えられ、今年の豊かな実りを予感させる一日となりました。
秋には、児童たちが自ら植えた稲の稲刈り体験と脱穀体験が予定されており、収穫された米は調理実習で使用される予定です。
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