ホーム > 清田区の出来事を紹介 > 令和6年9月7日 認知症講座やVRを使った認知症体験会を行いました
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9月7日(土曜日)、札幌市初の認知症VRイベントが清田区で開催されました。認知症になっても住み慣れたまちで生活ができることを目指し、認知症の方の見え方を体感できるVR(仮想現実)体験や講話を通して、認知症に対する理解を深めるほか、若い世代にも認知症について広く知っていただくイベントとして開催したものです。
本イベントの中で行われた認知症講座では、VR体験を交えながら、認知症当事者が自身の体験や思いを語る動画を視聴し、参加者は真剣な表情で体験談に耳を傾けていました。VR体験では、参加者がVRゴーグルを装着して、空間を把握する認識能力などが低下し階段を下りづらい感覚や歩行が不安定となる状況を疑似体験し、「認知症の人はこんなに大変なんだ」と驚く姿が多くみられました。
参加者の1人は、「自分が見ている世界とは違う世界が広がっている。認知症の方と今後どのように接していくべきかを考えるきっかけとなった」と感想を話していました。
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