令和7年11月26日　迅速適確な応急処置を行った従業員へ感謝状を贈呈しました

　11月26日（水曜日）、「パチンコひまわり清田店」の従業員５名（当日１名欠席）に対し、清田消防署長より感謝状が贈呈されました。
　これは、10月4日（土曜日）、清田区清田２条３丁目「パチンコひまわり清田店」において、利用客が倒れた際に従業員が一体となって迅速かつ的確な応急処置を行ったことに対するものです。

　従業員らはインカムで連携しながら、まず119番に通報。同店備え付けのAEDを用いるとともに、胸骨圧迫を交代して行いました。また、救急隊到着後は、現場への誘導や傷病者の状態及び実施した応急処置の状況などを的確に説明。ストレッチャー収容時の協力や救急資機材の搬送協力などすばやい連携を行いました。

　これらの適切な処置により、救急隊へのスムーズな引き継ぎと医療処置が実現し、「救命の連鎖」が滞りなく行われました。その結果、当該利用客は後遺症なく回復に向かっています。心肺停止の傷病者を救命し、社会復帰に繋げるためには、「救命の連鎖」を途切れさせることなく、素早く連携することが極めて重要で、今回の事例は、従業員の協力なくしては成立しなかったものです。

　立花 智洋（たちばな・ともひろ）清田消防署長から「心肺停止のお客様へ対応し、従業員の皆様の迅速な連携、119番通報、AEDの使用、そして適切な胸骨圧迫などにより、尊い命が救われました。その勇気ある行動に、心より感謝申し上げます。本日の表彰が、皆様にとって今後「いざ」という時に力を発揮する自信となることを心より願っております」との感謝が述べられました。また、感謝状を受け取った同店の西尾 孝一（にしお・こういち）店長からは「定期的な心肺蘇生法などの訓練が迅速な行動に繋がりました。また、スタッフ一人ひとりが日頃から体調不良のお客様がいないかなどを気にかけながら店内を巡回し、素早い連携を心掛けていることも、良い結果に繋がりました」との言葉がありました。