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清田区が平成19年(2007年)11月に誕生10周年を迎えたのを記念して12の「清田ふるさと遺産」を決定しました。これは未来に引き継ぐべきものとして、区民の皆さんから募集した候補85点から「清田区10周年実行委員会」が選定したものです。今後のまちづくりに活用していきます。
ふれあいの森には、木工館・陶芸釜などの施設があり、木をつかった工作や陶芸を体験できるほか、炭火焼きコーナーではバーベキューが楽しめます。白旗山競技場では、クロスカントリーのスキーコースが整備されFIS公認の国際大会が行われているほか、夏は天然芝のサッカー場としても利用されています。自然観察の森では、季節によって、森林浴・山菜採り・キノコ狩りを楽しむことができ、冬季にはかんじき散策も体験できます。
河川名は「厚別川(あつべつがわ)」ですが、清田区では昔から「あしりべつ川」と呼ばれています。「厚別(あしりべつ)橋」付近には清田の発展に大きく寄与した「吉田用水」の記念碑が建てられています。河川敷に広がる「厚別川(あしりべつ)緑地」は多くの区民に親しまれ、ウォーキングコースや手作りのパークゴルフコースとして利用されています。夏には「あしリベつ川体験塾」、「子ども釣り大会」などのイベントが行われるほか、北野ふれあい橋周辺では「北野ふれあい夏まつり」が開催され、夜の花火大会には区外から多くの人が訪れます。
実際に使われていた農具や生活用具の展示をはじめ、いろりばたのある農家の様子などが復元展示されており、清田の開拓の歴史を知ることができます。拡大された航空写真を年代ごとに見比べると、開拓時代からの開発の歴史が実感できます。
明治18年に、豊作や村人の安全を願って厚別川東側(旧国道36号との交差付近)に建てられた神社が、大正6年に現在地に移されました。境内には、清田地区の開拓100周年の記念碑があります。石段を登ってふりかえると、大変にながめが良いと評判です。
梅林の名所として知られるほか、ゲートボール場、パークゴルフ場、テニスコート、野球場もあり、多くの市民に利用されています。また、梅林と厚別中央通り側をつなぐ「梅の香橋」からは、湿地に生息するホタルをはじめ、様々な動植物を観察することができます。
園内には日本庭園や西洋庭園、ロックガーデンがあり、イチイ、マツ、サクラ、ツツジ類などが植栽されています。庭木相談所には、相談コーナー、講義室、展示室、図書コーナーが設けられ、庭や自然に関する多くの相談を受けています。
ミズナラ、ホオ、イタヤカエデなどの広葉樹が茂り、緑のトンネルのような散策路を歩くと、落差13メートルの滝が現れます。1時間の散策で、体いっぱいに自然を感じることができます。秋は紅葉見物で人気があります。
起伏に富んだ地形と清田川貯水池が美しい公園です。この公園でひときわ目を引く清雲橋は、清田川で分断されていた清田団地の西地区と南地区を結ぶため、平成2年に開通しました。
大正13年に高倉左輔が牧場として開拓した区域の一部を緑地にしたものです。回転ゲートから入る木道は清浄な空気と静けさに満たされ、コナラの森には野鳥や昆虫が生息し、地域住民の絶好の自然観察ポイントとなっています。
緩やかに蛇行・起伏する旧国道36号線は、古くから地域の人々の生活を支えてきました。道路沿いには、懐かしいレンガ倉庫、桜並木、樹齢約200年のヤチダモ(清田小学校前)などが点在するほか、宅地化が進むなかで、清田緑地が自然林のままで残っています。また、清田小学校の「ゆめ田んぼ」、区役所裏にある「ホタル池」などは、開拓当時の清田の田園風景を思い起こさせてくれます。
開発が進む一方で、三里塚小学校の校庭にある樹齢約140年のイチイ、自然を生かしたリクリエーション施設、アオサギが飛来する姿など、住宅街にも清田の原風景を思い起こさせるものが残っています。
清田の家庭では、かつて生活用水には井戸水(地下水)が使用されていましたが、現在では、ほとんどが水道水に切りかわりました。良質で豊かな清田の地下水は、現在でも区内の飲料や食品の製造工場で使用されています。
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